ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

シンプルラーニング

なんとなく動けるスキルを身につける

人の動きに携わる人は信じられないかもしれませんが 人はなんとなく動いています。 (スポーツや演奏などの高度な動きは別です、あくまで日常生活の動きです) 日常の中で イメージして 明確に動いてる人なんて ほとんどいません。 たとえば 歩いてる時に 自…

わからないことに出会うこと、それこそ学習なのです

シンプルラーニング・ベーシックコース東京8月 盆というのに たくさんの人に集まっていただいてありがとうこざいました!! 東京というと 何かクールなイメージがありましたが 和気あいあいと 皆さんがとても楽しく学んでいただけるので とってもいい空気感…

明日からシンプルラーニング・ベーシックコース東京

明日は東京でシンプルラーニングのベーシックコースです。 知ってのとおり? シンプルラーニングでは テクニックは教えてません。 では何を学習するのかという 人に対する捉え方や 動きに対する捉え方を 変えていくととで 根本的にアプローチを もう一度見直…

骨の動きだけ見ると人の動きを誤解する?

筋肉は様々な方向に動くことができます。 立体的で色な方向に力をかけることができます。 例えば足を上げるにしろ 一見まっすぐ大腿骨が動いているように見えるかもしれませんが、 それは骨の形が変わらないからそのように見えてるだけなのです。 実際は色ん…

イメージとは感覚情報ではない

イメージとは 感覚情報をもとにして 作りあげる像なので 多くの場合 イメージ=形や映像 つまり視覚によるもの となるが 実はそうではなく 私たちは 熱い、冷たい も想像できるし 固い柔い や質感など 触れたものも想像 つまりイメージできる 身体図式とかボ…

重力と適応するために学ぶ必要があること

重力と適応するためには 重力の特性 と 身体の特性 の二つを理解する必要がある。 重力とは何か? ニュートン物理学レベルだと 重力とは下方向にかかる一定の力だ この力は常に地球の中心に向かっている 私たちがこの重力の中で動くのであれば つねに下方向…

内側と外側の神経系

人には内側と外側の神経系がある 外側は思考や考え方、イメージであり 内側はあり方や感覚である 外側は意識的であり 内側は無意識的だとも言える 動きを学習してもらうとき このようにやればいいよ。 というのは 外側の考え方を教えたことになる 当然 やり…

正しい姿勢よりも、あり方を

人には外側と内側があるとしよう 外側は価値観や正しさで 内側が自分のあり方だとする どんな正しい姿勢を無理矢理作っても 自分のあり方が変わらないければ 外側だけ変えて 内側が変わってないようなものだから 続くわけがない 人は 悲しいとき丸くなり 緊…

歩くとき足底のどこから足を地面にのせるかは重要ではない

よく歩行について学ぶときに 足の裏のどこに地面を着けるとよいか? という話題になるかと思います。 踵から? とか 足裏全体から? もしくは 母指球から? など色んな意見があります。 しかしこれらの内容は 表面的なのです。 実際、地面は凸凹してたり ぬ…

分析をいくらしても答えは見つからない

考える←実体はない、頭の中、抽象的 行う←実体がある、身体の動き、具体的 考えると行うには 大きな隔たりがある 考えてることと 実際に行うことはイコールではない。 頭でイメージできるかもしれないが 現実に起こってることを かなり抽象化してしまってい…

教える側の成長 〜シンプルラーニング教師について

教えることは学ぶことになる。 というのはよく聞くことかもしれませんが、これはまぎれもない事実です。学びのステージの第3段階に移行するからです。 (詳しくはこちらをどうぞ) 4つの学習のステージ - ぼちぼちでええやん。 ただし何を教えるかによって…

拘束されて作られた寝たきりは、トラウマである

寝たきりを ただ身体の動かない存在としてみると 何も分からなくなる 一見身体の拘縮や固まりなど 似ているところあるかもしれない だけど 寝たきりになるプロセスは 人によって全く違う もし あなたが寝たきりの人にアプローチしたいのならば その人が寝た…

シンプルラーニングは実践の集合知なのです

シンプルラーニングは紛れもなく僕が作りだしてこの世で知られるようになったものではありますが ある意味僕が作ったわけではないのです。 どういう意味か不思議に思う人もいるかもしれません。 シンプルラーニングは僕個人だけで作り出したものではなく 集…

動きの発見(胸鎖関節と胸骨周辺の膨らむ動き)

左右の胸鎖関節と胸骨の内側から膨らむ動き。 これがあるとないのでは 上半身の連動がかなり変わる。 ※ちょっとわかりにくいけどこの赤丸で囲った部分が膨らむ動きです。 構造的に胸鎖関節は上肢の根元と言われているけど (機能的に言うと地面という意見も…

ゴリゴリ、グイグイ系の関節可動域訓練はやめませんか?

私たちの身体は細胞の集まりでできております。 当然 関節、筋肉、筋膜、靭帯など ミクロのレベルで見ると 例えば 筋繊維それぞれに 神経が配置されていて 骨と言っても たくさんの骨細胞で構成されています。 実はとても精密で とても繊細な構造を持ってお…

シンプルラーニング実践者5期

昨日はシンプルラーニング実践者5期の最終日でした。 合計10日間のコースでしたが、コースかすすむにつれ、皆とってもいい顔をするようになったなぁと思います。 アプローチの質を高めるのはもちろんですが 参加者からは 学ぶことがこんなに楽しいことなん…

色んなところから曲がっていいんです。

もうそろそろ、人間の身体をどこで曲がるのが正しいのか論争に終止符を打ちたいと思います。 よくあるパターンとして 腰が痛いのは、腰椎を無理やり曲げようとしているから痛いのであって 股関節を曲げることで、身体を負担なく曲げやすくなります。 なんて…

促通はしない。本人の神経系が再築されることを手伝うんです

シンプルラーニングでは いわるゆ促通というものはしません。 促通ではなく、学習です。 学習といっても 決まった動きを教えることはしません。 何が正解かなんて本人の中にあるのですから。 教えることも 促通もしないなら 何をするか? それは 探求するこ…

令和の時代に

常識なんてなくってもいい 失敗だってしてもいい ただ自分が輝いているかどうか。 新しい芽というものは 常識とか、過去の慣習とか、妬みとかで潰されてしまう。 それが今まで僕たちが過ごしてた世の中だと思う よっぽどひねくれてる芽は生き残るけど 多くの…

心からむっちゃ楽〜!!の瞬間

いつも好きで見ている水曜日のダウンタウン。 4/24日放送のみんなの説を検証するというコーナーで 『立ちっぱなしと、座りっぱなし 意外と座りぱなしのほうがしんどい説』 マンションみたいな場所で 4人の芸人で検証していました。 アントニーは 床に背もた…

シンプルラーニング実践者5期の様子

アドバンス修了者向けに行う8名限定のコース。昨日2セグメントが終わりました。 この四日間は濃くあっという間に時間が過ぎました。 思えばこの四日間は自分自身との探求でもあったように思います。自分自身が何を考え、どう感じ、何をコントロールでき、で…

答えはどこに??

自分の答えは 教科書に書いているわけでもなく 偉い先生が教えてくれるでもなく もちろん、猫や犬が教えてくれるわけでもない。 そう、 誰かに教えてもらえるわけではなく 答えは『自分』にある。 世界中に自分の答えを探しても 答えは自分のところにしかな…

原因を取り除いても解決するわけではない

過ぎ去った過去の原因を探したからと言って 目の前の問題が解決できるわけではない。 原因がきっかけかもしれないけども 実際はそこから生きているわけで 経過した時間が 色んな変化を生んでしまってるわけで 今更 原因だけを、取り除いても もう原因がきっ…

人はそれが間違っていても、今の自分にとって必要だからしている

人は頭でダメだとわかっていても 何故これをしているのか自分でわからなくても それが必要だからしている 緊張が強くても 身体が固くても 今の状況の中で 必要だからしてきたことなのだ。 だから無理やり 緊張を解いても 身体をほぐしても 実際のところ 必要…

『コントロールの本質』を知れば動きの学習が促進できます

※今回は過去のメルマガから紹介します。 しばらくメルマガには載せないと言っていましたが、そろそろ掲載します。この文章に出てくる「内部モデル」という概念は、今は「感覚モデル」「思考モデル」となりより明確に体系化されています。 ------------------…

身体のコントロールは「気づく」ことから

身体をコントロールするには 自分の動きを知る必要がある 自分の動きを知らないのに 自分の動きをどうコントロールしようか。 多くの人は 自分の動きは自分がわかる かなり明確にコントロールできている と漠然と思っているが 多くの場合 それは誤解で 人は…

感覚の本質

多くの人が勘違いしてるのだけど 感覚は 触れてわかる 動かしてわかる 体重かけているのがわかる という理解では 感覚の世界を全くアプローチできない。 それは感覚の仕組みの極一部を表しているに過ぎない。 感覚の役割とは 世界や自分を感じて そこから 『…

歪みやアライメントの崩れを直しても、、、

歪みやアライメントの崩れを徒手でぐっと整えてもその時は改善されるかもしれませんが そもそも アライメントがズレるような動きをしているからアライメントが崩れたわけです。 また同じような動きをしたら、またアライメントは崩れます。 何もアライメント…

動きと世界の理(ことわり)

理(ことわり)とは この世界のルールであり、規約である 一見私たちの生きている世界では 理が変わらないと思うかもしれない。 だけどもし 理が変わっているのだとしたら? どう私たちの世界を、そして人の動きを捉えていけばいいのでしょうか?? ちょっと…

根拠のない自信

自信というものは根拠があってはならない。 なぜならは根拠がなくなると その自信は崩壊するからだ。 だから自信を持つには 何かをしたら とか 何かができたから とか 何かを持っているから 自信を得ようとしてはいけない。 何かをしなくても 何かができなく…