ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

重力と適応するために学ぶ必要があること

重力と適応するためには

 

重力の特性

身体の特性

 

の二つを理解する必要がある。

 

重力とは何か?

ニュートン物理学レベルだと

 

重力とは下方向にかかる一定の力だ

この力は常に地球の中心に向かっている

 

私たちがこの重力の中で動くのであれば

つねに下方向にかかる力に支配されている

 

だからこそ

重力に逆らう抗重力なんて発想や

重力の中で身体を持ち上げないように動く

 

なんて発想になりがちだが

これでは永遠に

重力と適応することはできない

 

重力に逆らうことは地球と喧嘩を意味するし

重力に逆らわず、持ち上げないことは重力にへりくだることを意味する

 

喧嘩しても

逆らわないのも

重力と仲良くはなっていないのだ。

 

この発想だとあくまでも

重力というのは動くための「敵」で

 

いかに戦うか

もしくは

戦わないようにへりくだるが

という視点でしかない。

 

重力はそもそも敵ではない。

重力は味方なのだ。

 

そもそも

私たちの身体特性は

重力と味方になる構造をしている

 

その構造とは

私たちの身体には

「弾力がある」

ということだ

 

重力は間違いなく下方向の力であるが

私たちの構造は

この弾力のおかげで

下方向の力を上方向やもしくは横方向などに

変換することを可能とする

 

上や横にいくための

推進力に重力を使えるということだ

 

つまり

重力があるからこそ

色んな方向に自分の力を最小限して

動くことができる

 

飛び跳ねたり

走ったり

そんな動きも重力があるからこそ

軽くできるのだ

 

そうなると

重力はすでに敵ではない

重力は味方になる。

 

重力は弾むことで

敵から味方になる

それもいつどんな時も存在している

心強い味方に

 

力がない人ほど

重力の力を利用する必要がある

 

私たちの身体が衰えれば衰えるほど

重力の力は友として必要なのだ

 

重力と戦ったり

へりくだったりしている場合ではなくなる

 

そう考えると

重力は動きの資源として皆が平等に持っているものだ。

 

歳を取ろうが、障がいがあろうがなかろうが

平等に重力は私たちに影響を与えてくれる

 

この重力を敵にするか

味方にするかはあなた次第だ

 

どうやって味方にすれば良いか?

 

一つ簡単なヒントを

重力の下方向の力を上方向や別方向に変換することを

学べば良い。

 

それを体感していくことが必要だ。

 

そして

重力と友達になって

 

さらに

ある概念を足せば

友達から親友になることさえできるのだ

 

なんだと思いますか?

 

それは重力と時間を使って

仲良くなることだ

 

どういうことか

ピンとこないかもしれない

 

シンプルラーニングの

ベーシックを受けた人は

前後の関係性を思いだしてもらえればと思う

 

例えば

ゴムボールを下に投げると

上や斜め上に弾んで動くが

 

これで終わらすのはもったない

 

さらに上に弾んだ動きを使って

違う場所に落ちると

さらに弾んでまた違う場所に動ける

そしてさらに違う場所に、、、

 

というふうに

時間の概念を知ると

過去の動きを紡いでいける

つまり動きを足し算できるのだ

 

つまり

重力も足し算していくことで

より身体は軽く早く

 

そして

自分の力は使わないけど

重力の力で力強く動いていくことができる

 

つまり

重力の性質

身体の弾む構造

時間の繋がり 

 

これらを理解して

初めて

重力に適応することを支援できる

 

その時

重力は敵から

親友に変わるのだ

 

ということで来週

シンプルラーニング 

スキルアップコース

「重力を制す」やります!

※ベーシック修了者対象

 

定期的にするので

興味ある人は

またホームページみてくださいね。

 

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