ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

抗重力筋など存在しない。あるのは『協重力筋』です。

先日はシンプルラーニング

スキルアップコース「重力を制する」でした。

 

部屋いっぱいの参加者になり

ありがとうございます。

 

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シンプルラーニング スキルアップコース『重力を制す』の一場面

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さてここでは

『重力を制する』と言うテーマで学習を進めていきました。

 

重力を制するとは

どういうことなのでしょうか??

 

重力を味方につけるのです

私たちの身体の構造は実は重力と戦う構造ではありません。

 

抗重力筋と呼ばれる筋肉のほとんどは

実は重力と戦うものではなく

重力を利用するための構造なのです。

 

特に脊柱起立筋というものは

細くて長細い形状をしています。

しかしながら、他の筋肉に比べて張力がかなりあるのです。

 

わたちたちは張力を持っている構造体であり

それの意味するところは

『弾む』のです。

 

スーパーボールを想像してもらったら明確ですが

下に投げつければ、上にビュー〜んと弾みます

 

私たちはこの構造を利用して

重力の力を上方向に変換することで

身体をすごく軽く、軽快に動かすことを可能にしています。

 

ましては年をとるほど戦うのではなく

重力を利用しないと、自分の力だけで動くのは限界があるでしょう。

 

私たちは重力を味方につけるために


筋肉は協力的に働くのであって

重力に抵抗して働く訳ではありません。

 

考えてみたら

宇宙空間ではまともに動くことはできません

 

それは重力がないからです。

重力があるからこそ、私たちは空間の中を自由に動けるのです。

 

抗重力筋と名前をつけた昔の人は

きっと重力と戦った動きをしていた人なのでしょう。

 

常にスーパーボールを下に向けることなく

上に投げたのと同じように。

 

身体は使い方を誤ると

すごく重く感じます。

 

ましてや重力と戦うなんて

地球と戦うのと同じです。

 

地球と戦う必要はありません。

私たちの協重力筋を使って

この空間の中を弾んでいけば幸せになります。

 

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地面と足の関係を学習中です

 

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