ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

シンプルラーニング

意識する。言葉にする。やり方を変える。それでは動きは学べない

赤ん坊は動きを方を 言葉で、意識して、思考して 学んでなどいない。 私たちは ランダムに動き 感覚を使い 無意思的に学習をしてきた。 私たちは 気付いたら立ち上がり 気付いたら歩いていた 誰かにやり方を教わったものでもないし 言葉で覚えたわけではない…

構造を分解しても、機能はわからない

リハビリ場面などで 動きを支援するために 筋肉を個別に覚えようとするが それでは人の機能は見えてこない パソコンに例えるとわかりやすい バッテリーだけみても CPUだけみて ディスプレイの構造を深く理解しても プログラミングすることはできない 一つ一…

何も知らなくても動きは学べるよ

動きの学習という視点では 学問はその本質を表さない。 例えば 解剖学は他人の体であって 自分の身体を表していない 共通点もあるが 違いが多い 自分の身体という意味では 解剖学は本質とは言えない。 もちろん あなたの体も解剖学とは違う身体だろう。 あた…

単純にみえたことでも、色んなことの集合体である

例えば 立ち上がり一つとっても その立ち上がりは 色んな動きの積み重ねで 出来ている。 逆にいうと 立ち上がりをするにしても そのものを練習するのではなく 立ち上がりに繋がる 色んな動きをする必要がある。 見た目がシンプルでも シンプルに出来るまでの…

久しぶりのシンプルラーニング・ベーシックコース

コロナのおかけで 何回か中止になったセミナーですが やっと再開できることになりました。 今回はありがたいことに ほとんどがリピーターでした。 新しい人もまた参加してくれると 嬉しいですね〜 気楽に、楽しく学べるので また状況が許したら 参加してみて…

筋力だけでなく、コントロールも必要だ

いくら馬力の大きい車に乗っても 運転手が下手なら 全く意味がない。 例えばブレーキと アクセル両方踏んでるような場合 動きはすごく重くなるばかりか その力で車は壊れてしまうだろう。 それと同じで いくら筋力をあげても それをうまく操作できなければ …

シンプルラーニングの実践例 パーキンソン症状で悩まれている方

※文章をクリックすると動画が見れます。たぶん。 シンプルラーニングの実践 こちらの方はパーキンソン症状に悩まれている方です。このビックという応答は「混乱応答」と呼んでいるものです。この動画は右足の甲の部分に触れていますが、この…

教育系理学療法士はどうでしょう? 教育系看護師とか、介護士とか、新しい資格の分類を提案します。

『無知の知』という言葉をご存知ですか?? ソクラテスの言葉です。 ソクラテスは自分の知恵は完全でないことに気づいていることを無知の知と呼びました。 知ってる。と思い込むことで 物事が見えなくなることを危惧していたのです。 世の中は複雑です。 一…

動きの学習に必須なランダムエラーという概念

動きの学習をするとき、試行錯誤することは間違いないが、どこかで正解に向かうための試行錯誤になってませんか?? 動きの学習とは、 正解を見つけるためにエラーをするのではなく そもそも エラーをすることが目的なのです。 ここを勘違いすると、試行錯誤…

意識する、と注意を向けるの違い

できない部分に意識を向けましょう と声をかけていること場面をよく見かけます。 逆に注意を向けましょう。 という声かけもあります。 この2つ、意識と注意は似ているようで全く違います。 意識を向ける 『意図どおりのことをする』 という視点です。 例え…

良くしたいなら、理想に近づけない!!

※けっこう長いですが、有料級の情報だと思います。 シンプルラーニングのセミナー受けた人向けですが、じっくり誰でも読んで下さい。ごちゃごちゃと書いてますがわかりにくければセミナーで体験しながら学べばスッとわかります。 今までどうにもならなかった…

あなたは『混乱応答』という現象を体験したか?

※シンプルラーニング受講者向け 適応応答は、無意識的な応答だが これらをパーキンソン病や、身体がかなり固い人にすると ビック!! という応答を何回も繰り返すことがあります。 これを 『混乱応答』 と呼んでいます。 これは、しばらくその組織が 環境に…

クイズ!!マッチョとヒョロイおじいさん。どっちが老後動けるでしょう。

答えは下の方に 正確は、、、、 ヒョロイおじいさんです!! 皆さんはどう思われましたか?? 実際街でもスタスタと歩いてるのは比較的ヒョロイ人が多いとは思いませんか? それにはちゃんとした理由があるのです。 人の動きは効率性というものを考慮しなけ…

人の動きと筋肉の本質について

人の動きを理解しようとする時 一般的に人体にたくさんある筋肉を覚えようとします。 例えば一般的な上腕二頭筋の説明を見てみましょう。 ※絵を見ながらじゃないとわかりにくいと思いますので、さらっと読み飛ばしてください。 『二頭の名の通り起始部が長頭…

直接介助をしない介助術??シンプル流介助術のススメ

介助というと皆さんどんなイメージがありますか? 椅子からの立ち上がりを手伝おうと思う時、あなたは何を考えますか?? 当然、多くの人は 立ち上がりを介助するわけですから 結果→立位になってもらう と考えるかもしれません。 これは従来の介助の考え方で…

麻痺とは運動障害ではない。応答障害である。

人が動くとき 筋肉は常に環境の応答している。 例えば 床に座っている時に 手の平をどこかについて 立とうとしたとき 手は床やを感じ 応答するうことで 適切に床を押すことができる。 足の裏も同じ 立ち上がるときは 床に体重がかかり その重さを感じ、床を…

発達のプロセスを丸暗記しても仕方がない

発達の勉強というと 何を想像しますか。 大体一ヶ月でこれくらいのことができて〜 三ヶ月ではだいたいこのくらいで〜 というように 教科書みたいに暗記してしまいます。 実はそれでは臨床上は役に立たないんですよね。 発達のプロセスも 実はものすごく個人…

感覚とは、快も不快も必要なものです

動きの学習をするためには 楽に動きたいから、軽く動ける感覚を感じてもらおう、、、 というのもありですが 不十分なんですね。 私たちは不快な感覚を感じるから 私たちは不快と向き合えるのです。 そして時間をかけて その不快と向き合えば 少しずつ 不快が…

シンプルラーニングとは?? 【頑張る・耐える・苦しい】関わりから →【楽で、心地よく、楽しい】リハビリテーションやケアへ

時に楽しく真剣に、時にゆるく学びます。 動けないのは、やり方を知らないのではなく 『学び方』を知らないのです。 ほとんどの人が普通に街中を歩いているにもかかわらず、「どのようにして歩いているか?」と聞いても答えることができません。 街を歩いて…

研修に行っていないことよりも、今している仕事が経験値とならないことが問題だ

よく、研修に行かないことを問題視する人は多いです。 自己研鑽を積むという意味で非常に大切だと思いますし、私もセミナーをしているので 研修に参加する。というのはとっても役に立つと思います。 しかしながら、研修行くことが正しいという主張は 本質が…

ゆるめるだけでは?

緊張してるってことは そこが良くも、悪くもなんらかの仕事を不効率なりにしてることが多い その場所を、ゆるめたら その仕事はどこがするのか?? 誰もしないなら その仕事分動きにくくなるか 補おうとして またゆるめた場所が緊張するか です。 大切なのは…

生きてる関節

関節のアライメントというと ピッタリ合わさっているというイメージがあるが それは適切なイメージではない。 なぜなら いくらアライメントがピッタリだとしても 多様に動くからどうしてもズレてしまう。 例えば 歩く時、 膝は曲がるだけではなく 地面の凸凹…

手作りのアプローチ

リハビリテーションに関わる職種は一応、医療の職種として分類されますが やってることは 基本個別の関わりです。 集団アプローチにしろ 集団そのものを扱うのではなく 集団に参加してる 個々がそれぞれ効果がでるように 関わり方や アプローチを考えていく…

特別なことをしなくても 目指していることは何か?

なぜ人は動きを学ぶのか? すごいテーマではありますが 私は「よりよく生きるため」 と思っています。 よくエクササイズや レッスンなどで 仕事の疲れを癒したり することもあるかもしれませんし それも役に立つと思いますが 私の目指しているところではない…

知識や学問も大切だけど

そもそも私たちがここにいる理由なんて エビデンスが存在しない。 (※エビデンスとは一般的に「学問的な根拠」として使われることが多い) なぜ人類が生まれたか なんて誰も知らないし 理由があるなんてわからない。 人類が生まれた理由を探ると 地球が生ま…

思考と感覚

思考とは何か? それは具体的に考えることはできるが、結局あいまいなもの 感覚とは何か? それはあいまいに捉えることができるが、目の前に存在してることは明確なもの 感覚はただそこに存在しているということを あいまいに、だけど具体的に感じ 思考はそ…

柔性と剛性

骨格筋には 色んな名前の筋肉がありますが 機能で分類すると 2種類に分けることができます。 それが 柔性と剛性という分類です。 同じ骨格筋でも 実は全く逆の性質になっています。 筋肉の収縮だけ見て機能がわかる なんて大間違いだ!!笑 全体として何をし…

膝カックンからわかる膝の機能の本質

膝カックンご存知ですか? 立ってる人の後ろから、膝を折るように 力を加えてビックリさせるアレです。 ※こんな感じです。 肘も膝もカックンできるけど 股関節や足関節はカックンできません。 股関節をカックンしようとしても 耐えられたり、ちょと曲がる程…

すぐに解釈しようとしないことが、1番学習できるのです。

セミナーでは よくわからないけど 何故だか動きが楽になることも 多々あるでしょう。 それは 何故か?どういう仕組みなのか? 理解したい気持ちはわかりますが 私も説明しようと思えば 脳のなんとか核が活性化したからだ なんとか路が抑制され、、、 という…

巻き肩というのは、肩が巻き込まれているというより真ん中が凹んでいる

両肩が前方かつ内側に出てる 『巻き肩』という現象。 けっこう多くの人がなっていますよね。 これ 実は巻き方という認識は 基本的に誤りで 鎖骨の根元を含めた 胸の中心が、身体の内側、つまり背骨の方に凹んでいる ことが本質です。 (肩鎖関節と胸骨上部中…