ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

生きてる関節

関節のアライメントというと

ピッタリ合わさっているというイメージがあるが

それは適切なイメージではない。

 

なぜなら

いくらアライメントがピッタリだとしても

多様に動くからどうしてもズレてしまう。

 

例えば

歩く時、

膝は曲がるだけではなく

地面の凸凹によって実にいろんな力がかかる

 

そうなると0,1mm単位では

関節はいろんな方向に歪むのだ

 

だからこそ

アライメントはどうズレながら

適切に使用するかを考えることが現実的だ。

 

関節は動きで考える必要がある。

決して止まって使用するものでないのだ。

 

逆にアライメントピッタリしかできないということは

 

その動きしかできないということになり

ロボットのような動きしかできなくなる。

 

そう、

アラメイメントがピッタリになるのは

ロボットや工業製品なのだ

 

生体はそんな風にかっちり・きっちりできていないし

出来ていない分、多様で変な動きだったできる

 

アライメントはズレてなんぼ。

というのは誤解を生む表現かもしれないが

 

アライメント整えるのではなく

 

生体においては

少しずつズレながら関節の関係性を常に

コントロールする能力を養うこと

 

いろんな状況に適宜あわせられるように

アライメントをずらしならが

適応していくこと

 

それこそがロボットではない

生きてる関節なのだ。