ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

学ぶことについて

学んでも立派な人間にはなりません

学んでも偉くもならないし 人として価値があがるわけではない。 そんなものは1ミリも変わらない。 ただ 自分が楽しく 自分が楽に生きるために 学ぶ。 それだけです。

上達の秘訣とは?

変に力を抜こう、抜こうとすると 逆に力が入ることありませんか? 簡単なことなら力を抜くことは可能ですが 自分が戸惑ってることや処理できないことに関して、力を抜こうとするのはとても難しいこです。 実は力を無理に抜く必要はありません。無理に抜くと…

意識する、と注意を向けるの違い

できない部分に意識を向けましょう と声をかけていること場面をよく見かけます。 逆に注意を向けましょう。 という声かけもあります。 この2つ、意識と注意は似ているようで全く違います。 意識を向ける 『意図どおりのことをする』 という視点です。 例え…

良くしたいなら、理想に近づけない!!

※けっこう長いですが、有料級の情報だと思います。 シンプルラーニングのセミナー受けた人向けですが、じっくり誰でも読んで下さい。ごちゃごちゃと書いてますがわかりにくければセミナーで体験しながら学べばスッとわかります。 今までどうにもならなかった…

オタク専門家のススメ

新しい物事は覚えようとしないこと 何か新しいことをまなぶとき、僕らは机の上で教科書を開いて暗記しようしますが、暗記することでは『知っている』だけで、実践することは出来ません。 そこでおススメなのが、オタク専門家になろうよ。ということです。新…

直接介助をしない介助術??シンプル流介助術のススメ

介助というと皆さんどんなイメージがありますか? 椅子からの立ち上がりを手伝おうと思う時、あなたは何を考えますか?? 当然、多くの人は 立ち上がりを介助するわけですから 結果→立位になってもらう と考えるかもしれません。 これは従来の介助の考え方で…

発達のプロセスを丸暗記しても仕方がない

発達の勉強というと 何を想像しますか。 大体一ヶ月でこれくらいのことができて〜 三ヶ月ではだいたいこのくらいで〜 というように 教科書みたいに暗記してしまいます。 実はそれでは臨床上は役に立たないんですよね。 発達のプロセスも 実はものすごく個人…

特別なことをしなくても 目指していることは何か?

なぜ人は動きを学ぶのか? すごいテーマではありますが 私は「よりよく生きるため」 と思っています。 よくエクササイズや レッスンなどで 仕事の疲れを癒したり することもあるかもしれませんし それも役に立つと思いますが 私の目指しているところではない…

知識や学問も大切だけど

そもそも私たちがここにいる理由なんて エビデンスが存在しない。 (※エビデンスとは一般的に「学問的な根拠」として使われることが多い) なぜ人類が生まれたか なんて誰も知らないし 理由があるなんてわからない。 人類が生まれた理由を探ると 地球が生ま…

動きの支援に資格は関係ない

今日キネステティク基礎コース東京です。 今回の参加者は介護の仕事をしておられる方が多いです。 コース中盤になってきましたが みんな上手いです。 理学療法士だから介助が上手いとか 実際そんなの全く関係ありません。 丁寧に人と向き合える人ほど 上手い…

言葉ではなく、体験が人を変えていく

JMAキネステティク教師コース二期 の1セグメントが終わりました。 楽しく学びました(^^) キネステティクの教育で重要なのは 何を語ったかではありません。 何を教えたかでもありません。 どんな体験を提供するか? です。 言葉は忘れます。 しかし 体験した…

すぐに解釈しようとしないことが、1番学習できるのです。

セミナーでは よくわからないけど 何故だか動きが楽になることも 多々あるでしょう。 それは 何故か?どういう仕組みなのか? 理解したい気持ちはわかりますが 私も説明しようと思えば 脳のなんとか核が活性化したからだ なんとか路が抑制され、、、 という…

わからないことに出会うこと、それこそ学習なのです

シンプルラーニング・ベーシックコース東京8月 盆というのに たくさんの人に集まっていただいてありがとうこざいました!! 東京というと 何かクールなイメージがありましたが 和気あいあいと 皆さんがとても楽しく学んでいただけるので とってもいい空気感…

教える側の成長 〜シンプルラーニング教師について

教えることは学ぶことになる。 というのはよく聞くことかもしれませんが、これはまぎれもない事実です。学びのステージの第3段階に移行するからです。 (詳しくはこちらをどうぞ) 4つの学習のステージ - ぼちぼちでええやん。 ただし何を教えるかによって…

何のために人は学ぶのか?答え:チートをするため

「学ぶ」といえば 多くの人はとってもハードルが高いような感じがするかもしれない 学ぶって、なんか高尚で難しく 私にはとても無理だ キャラではない と思っているかもしれない しかし そこは 声を大にしていいたいのです 学ぶことは 難しことをすることで…

人はそれが間違っていても、今の自分にとって必要だからしている

人は頭でダメだとわかっていても 何故これをしているのか自分でわからなくても それが必要だからしている 緊張が強くても 身体が固くても 今の状況の中で 必要だからしてきたことなのだ。 だから無理やり 緊張を解いても 身体をほぐしても 実際のところ 必要…

身体のコントロールは「気づく」ことから

身体をコントロールするには 自分の動きを知る必要がある 自分の動きを知らないのに 自分の動きをどうコントロールしようか。 多くの人は 自分の動きは自分がわかる かなり明確にコントロールできている と漠然と思っているが 多くの場合 それは誤解で 人は…

根拠のない自信

自信というものは根拠があってはならない。 なぜならは根拠がなくなると その自信は崩壊するからだ。 だから自信を持つには 何かをしたら とか 何かができたから とか 何かを持っているから 自信を得ようとしてはいけない。 何かをしなくても 何かができなく…

体験することで思い込みを強化することも、無くすこともできる

「実際に理解していないものをあれこれ考えず体験して理解する」 ということは学習においてとても大切な考えです。しかし体験したから学べるというものでもありません。 動きの学習というと、体験型のセミナーが多いのですが、それは新しい体験を通して、新…

同じ結果でも、プロセスが違うと天と地ほどの差があります

今回は結果とプロセスの話です。 例えばあなたは乾いた地面を濡らしたいとしましょう。 雨で濡れるのか 地面に水をまいて濡らすのか 結果は同じ地面が濡れるだけども、プロセスが全く違います。 結果が同じような現象でも、その過程は全く違うものっていうの…

あなたは別の何者にもなれない

今日はフォローアップコース2日目 認定シンプルラーニング実践者修了者向けの特別なセミナーです。 人はどのように動きをコントロールしているか理解し、動きそのものを変えるのでなく、コントロールそのものを変えることを学びます。 要は脳のリ・プログラ…

リハビリやケアの場面では『統一』よりも『探求を』

メルマガ2月送信分です。 登録は日本シンプルラーニング協会のホームページから ホーム(セミナー予定) - シンプルラーニング協会 皆さんは 患者さんや利用者さんに対して 新しい動作を覚えようとする時に どんな風に覚えてもらおうとしますか? 例えば車椅…

「多様性」の反対は「統一」なのです

先日もメルマガで リハビリやケアの場面では『統一』よりも『探求』をというメルマガを書かせてもらいました。今回はこのメルマガの補足でもあります。 (ちなみにメルマガは日本シンプルラーニング協会から無料で登録できます。現在500名ほど登録されてます…

混乱することこそ、自分に欠けている情報です

何かの物事に混乱するということは 情報処理ができていないということです。 なぜ情報処理ができないかというと 普段から考えていることや 普段していることからかけ離れているからです。 馴染みがないこと 知らないこと こそ混乱します。 知っていることで…

ここ勘違いしていると大変しんどいのです

僕らは楽に生きるために学ぶのであって 楽に生きれない自分を責めるために学ぶのではない 素の自分を認めるために学ぶためであって 理想の自分になるために学ぶわけではない 楽に動くために学ぶのであって 学んだことに自分に押し付けるものではない 楽しい…

学習とは知らないものを学ぶだけでなく、わかったつもりを止めること

学習を続けていると 「わかった」 と思えていたことが 実は全然わかっていなかった ということがたくさんあります。 すぐにわかった気になるのは 学習を継続するにおいても 物事をより深く見つめるにおいても やめた方がいいと思います。 もちろん 何も知ら…

イメージを身体に押し付けないで

解剖学や運動学とかを見ながら それに基づいて動いたりすると とても不自然な動きなったりすることがおおいです。 その時はなんかいい感じになるように 思うかもしれませんが 後々かなりぎこちなくなります。 例えば 歩行は踵からつけて歩きましょう とか 背…

『サクッとさん』と『ドロッとさん』

人には2種類の情報の処理のタイプがあります 一つは 『サクッとさん』 これは新しいことをすんなり理解し なんでも物事をサクッとこなせる人 もう一つは 『ドロッとさん』 これは新しいことも時間をかかり 不器用そうな人 一見 サクッとさんの方が ドロッと…

比較はするが、批判はしない

よく人と比較しない と言われるが 私たちは比較しないと 自分のことなんてわからない 自分が背が高いと思ってる人は 周りに自分より背が低い人が多いから そう思うだけで 2メートルぐらいの人が 街にたくさんいたら、自分は背が低いと思うだろう 自分は 短気…

学ぶことでこじれる

私たちは学ぶことで色んなことが可能になる一方 学ぶことでこじれることも多い。 できない人を見下したり 上からものを言ったり することもあれば 自分は何かとても特別なことをしている ように思えて まったく現実が見えなくなってしまうこともある 学んで…