ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

上達の秘訣とは?

変に力を抜こう、抜こうとすると

逆に力が入ることありませんか?

 

簡単なことなら力を抜くことは可能ですが

自分が戸惑ってることや処理できないことに関して、力を抜こうとするのはとても難しいこです。

 

実は力を無理に抜く必要はありません。無理に抜くと、まるでゾンビのようにダランとなったり、逆にとてもぎこちなくなってしまいます。

 

もちろん力が抜けるというのは理想です。

が、意図して抜くわけではありません。

 

気付いたら力抜けているのです。

 

では、その状態にどうやればいいかというと

ゆっくり丁寧に、ランダムな失敗を繰り返すことです。

 

その時うまくいかなくても構いません。

力が予想より入りすぎてもいいし

変な動きになっても構いません。

それを丁寧に体験してみて下さい。

 

自転車になぜ乗れるようになったかとよく似ています。

 

自転車は正しい漕ぎ方を覚えて乗れるようになったわけではありません。

たくさんバランスを崩して転びそうになったり、実際転んだりしながら

 

少しずつ乗れるのです。

その繰り返しのなかで自転車と身体が馴染んだ時、自然と力が抜けています。

失敗の経験が統合され、やがて正解になります。

 

ですから、上手く力を抜いてやろう

失敗ではなく、成功させてやろうと

思うこそが、一番の学習の遠まわりなのです。

失敗が少なくなりますかね。

 

そして上手くやろうとしすぎて、一つの動きにこだわりすぎると、動きがかなり小さくまとまってしまいます。

 

無理に脱力しなくてもいいし

無理にリラックスする必要もありません。

楽になろう、なろうとする必要もありません。

 

そうなりたいなら、まず色んな失敗を許すことです。そうすれば知らないうちにリラックスしてるし、楽にもなるでしょう。

 

多様な失敗を少しずつでも行うこと。それが上手くできる人ほど上達は早いのです。

 

新しいことを始めるとき、上手くやろうとしてはいけません。自分ができる範囲でいいですから、失敗を繰り返してみてください。

 

それが上達の秘訣です。