ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

『サクッとさん』と『ドロッとさん』

人には2種類の情報の処理のタイプがあります

 

一つは

『サクッとさん』

これは新しいことをすんなり理解し

なんでも物事をサクッとこなせる人

 

もう一つは

『ドロッとさん』

これは新しいことも時間をかかり

不器用そうな人

 

一見

サクッとさんの方が

ドロッとさんよりも

能力が高いように思えますが

実はそうではありません

 

情報の処理の仕方が違うだけです

 

短期的に見たら

サクッとさんの方がいいように思えるし

世間でもそのように取り扱われる傾向がありますが

実はそうではありません

 

 

『サクッとさん』

の情報の処理の仕方は物事の情報をたくさん削ぎ落として

必要最低限だけを理解する場合が多いのです

 

例えば

分数で分母と母子を入れ変えて

計算したらスッとできる

因数分解の入れ変えもすっとできる

 

もちろん勉強に興味がある人で

興味がないものは

そもそも情報処理しないので

ただ勉強ができないというもは

これはに当てはまりません

 

興味があることを割りかしサクッと

できる人だと考えてください

 

英語に興味があれば

サクッとテストを解けたりします

 

きっと

なぜ主語がIのときはamで

Youのときはareで

Itのときはbeを使うのか

I be ではダメなの?

ダメならなんで??

とか

 

なぜ 
I go to schoolは正解で

I go school じゃダメなの??

 

なんてサクッとさんは思わないのです。

それことサクッと問題を解いちゃいます。

 

逆にいうと

ドロッとさんはいつも

上記であげた感じで色んなことを勝手に見つけて

悩んで情報処理がスムーズにいきません。

 

『ドロッとさん』

は新し事をしても

まごまごしたり、なかなかできない人は

情報をたくさん取り入れすぎて

処理が混乱するのです

 

なぜ分母と分子を入れ変えたら計算ができるの??

そもそも文法ってなに?

英語の仕組みが全然わからない、、、

 

みたいな感じです

 

すると新しい事をトライしても

周囲からも、自分自身も不器用に見えたり

思えたりするでしょう

 

世間一般では

ドロッとさんは攻めらがちですが

そんなことはありません

 

一見サクッとさんの方や

優秀に見えるが

実際は情報の処理の違いなだけです。

 

『ドロッとさん』

は短期的に見たら非常に不器用だが

長い目で見たときはいろんな情報を取得しています

 

ドロッとさんは取捨選択が苦手な分

そのままの情報を処理しようとします

 

もちろんすぐには情報を処理できないけども

長期的に十分処理する時間を与えると

豹変します

 

ドロッとさんは

新しいことには時間がかかるが

その分応用力はとても高いのです

 

器用な人なら見逃していた情報も

最初は必要ないと思っていた事象も

 

後々になって

役に立つということは往々にあります

 

時間をかけて情報を処理した分

同じことでも人より詳細に見ることができ

物事を濃く理解していきます

 

そして誰にも気づかなかったことに目を向けたり

盲点をつくことができるのです

 

これが

『サクッとさん』と『ドロッとさん』

のタイプです

 

どっちのタイプでも優秀な人はいるし

そうでない人もいます

 

そもそも

何にも興味がなければ情報の処理もしないのですから

 

だけども

この話の大切なポイントは

 

『自分の情報処理のタイプを知ると

自分の学び方、生き方戦略を見つめていくことができる』

 

ということです。

 

 

例えば

『サクッとさん』は

その特性を生かし、より様々な事を経験していくことで

より幅広く物事を対応できるかもしれないし

 

色んな物事を組み合わせて新しいものを創造することもできる

そんなタイプのクリエイターになれます

違うものと違うものを組み合わせて、その分野の第一人者にもなれるでしょう

 

 

『ドロッとさん』は

最初に全ての情報を得ようとして

混乱して、なかなか新しいことができないタイプですが

 

それでも少しずつ一つの事を処理していけば

その分野では右に出るものがいないぐらいになれるかもしれません

 

その分野で誰も発見できないことを発見できたり

誰もできないことが出来たりします

 

突き詰めて、その分野の第一人者にもなれます

 

 

どっちも研究者にもなれるし

なりたいものになれます

 

だたそこに至る戦略や持ち味が

『サクッとさん』と『ドロッとさん』

では変わっていくのです

 

逆に戦略が間違えると

なかなか大変な状態になります。

 

『ドロッとさん』が

サクッとさんに憧れて、なんでもスッとこなすことをしても

多分能力は伸びにくいし

 

『サクッとさん』が

ドロッとさんのように何かを一つを

突き詰めようとしても、詳細に把握するのは苦手だから

苦労するでしょう

 

だけと

自分の情報処理のタイプがわかれば

それにあったように戦略を練れます

 

すると

自分にあった新しいことに対する学び方だできるし

 

仮に不器用だと思い込んでいる人も

ただドロッとさんタイプなだけだとわかれば

最初からできる必要はないんだと随分楽になれるでしょう

 

 

『サクッとさん』

は色々と組み合わせて

新しい世界を見えるし

 

『ドロッとさん』

は突き詰めることで

新しい世界が見えます

 

 

どっちのタイプでも大丈夫です

仮に自分が望んでないタイプであっても

やりたいことはできるし、楽しむことができます。

 

無理やり『ドロッとさん』をサクッとさんに演じて自分を騙している人もいるし

 

本来はサクッとさんなのに、「自分なんて」と不器用を演じる謙遜グセが付いているかもしれません。

 

あくまでも

自分がどういう風に

新しいこと処理しているかに焦点を当てて

考えてみてください。

 

失敗はサクッとさんもドロっとさんもどっちもします。

ドロッとさんは、わからないことが多く混乱して失敗しますが

サクッとさんは、すぐわかったつもりになって失敗します。

 

ややこしければ単純に雰囲気で

自分は

サクッとするのか

ドロッとするのかでいいです。

 

ちなみに僕は『ドロッとさん』です笑 

 

あなたはどっちのタイプですか??