ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

学ぶことについて

人の選択肢とは?

私たちは結果をコントロールできない。 将来を確定するこはできない。 思い通りに行く人もいれば 行かない人もいる。 努力すれば成せると思うかもしれないが 人の3倍努力しても成せない人もいる それは天災や事故もあるかもしれないし 単純に運がないのかも…

注意の向け方で人生は変わる

※今回もちょいマニアック向けです。 適当に読み飛ばしてください。 注意と言っても「説教」の方の注意の意味じゃなく 何か、ものや事柄に「注意を向ける」注意です。 私たちは常に周囲や自分の身体から「情報」を得ています。 情報は世の中に溢れています。 …

あなたの右手はなぜ存在しているのか?

今日はちょいマニアックに書いてみますねー ようわからんと思ったら放置でお願いしますー 当然のように存在している『右手』 あなたはいつから、右手が存在しているようになりましたか? いやいや、そんなの生まれたころから存在してるよ!! って言うかもし…

言葉で伝えて動きができる人は、最初からできる準備があった人

言葉で「このように動けばいい」と伝えて、最初からできるのは「動く準備がすでにできている人」です。 たまたま今までしていなかったことにしかすぎません、 本当に動きができな人というのは、そんなものではないです。 足に体重を乗せて、前かがみで立ち上…

1つに決めることは、主体性を奪うこと

1つのやり方に統一するというのは、聞こえはいいが、言い換えるとそれ以外のやり方をやらないということです。 これは多様な方法を放棄することであり、自ら選択するという主体性の放棄にもなります。 例えば、どんな状況であっても、決められた方法を貫き…

4つの学習のステージ

今日はシンプルラーニングの教師が誕生したことを記念にして、とっても重要なことを話したいと思います。 今日は誰でも天才になるための仕組みについて話します。 それは「4つの学習のステージ」についてです。 これを意識してるか、してないかであなたが、…

幽霊っているのかなぁ

訪問リハで色んな人と関わらせてもらうと、幻覚が見えるという人は少なくありません。 どんな幻覚かというと、見たこともないおばあさんがそこの畳に座っている。沢山の男の人がこの部屋に立ってる。天井から人が見ている。 と結構怖くないですか?? 僕も最…

言葉に振り回されない

コミュニケーションにおいて言葉というのは、受け止め手により意味が変わるものです。 同じバカでも バカ!! バカ♡ で全然意味合いが違うのです。 前後の文脈をつけるとより明確です。 も〜 バカ!! も〜 バカ♡ というように、言葉の意味は状況や受け止め…

たまには逆に介助してもらったらどうでしょう?

看護師や介護士、やセラピストなどは いつも人に何かをすることが仕事になっています。 それは悪いことではないのですが してあげる側としてもらう側と 関係性が一方的になりがちです。 そこで提案ですが、 たまにはいつも「動きの援助をしている人に」 動き…

言葉は抽象的に使う

動きをアドバイスするときに、あまり具体的に言うと、言われたことを守ろうとしすぎで、とてもぎこちなくなることがあります。 本来動きは、無意識的に行うことが多いので、また身体は無意識に環境に適応しようとします。 言葉というのは、思考です。つまり…

身体知

身体はそもそもどう動きたいか見つける能力がある。 身体も最初から知ってるわけではない。ただ、自分が考えるよりも、自分がどう動きたいか、見つけるのが得意なのだ。 それを身体知と個人的に呼んでいる。身体知と言って知識とか、そんなのではなく身体自…

型を学ぶことは狭くなること

型を学ぶということはそれ以外を省くこと。 省こうとを思わなくても、型ばかり見ていれば自然と型以外のものが見えなくなる。 型というのは方法やテクニックだけではなく、一つの考え方や概念などのことだ。 それらにハマると、それ以外のことが見えなくなる…

向き合い過ぎない

関係性の学習というと 相手といかに真摯に向き合うか? 必死に相手と向き合い理解する という本気さがいると、思いがちだが、僕はそうではないと思ってます。 そんな本気さがなくえも 人は学びます 向き合わなくても、向き合っても 学ぶのです。 大切なのは …

学習とは「ある」という事に気づくこと

人は、色んなものと繋がっていますが、 生きていく過程の中で 習慣的な動きや 思い込み 価値観 病気 事故 などにより 繋がりに偏りが生まれます。 そして偏ったまま 機能するので どこかにトラブルが生まれます。 動き学習とは 偏った繋がりを もう一度豊か…

人は見たいものをみて、考えたいことを考える

新しいと思っていることも 長く続けると そこだけしか見えなくなります。 どんどん学ぶ事で 視野が狭くなっていきます。 多くの人が 無意識的に自分の正しさを 証明したくなります。 全く信じないこと 有り得ないと思う事には 目を向ける事ができません。 そ…

評価や分析は答えを出すものではない

相手の動きを分析すると 何をすればよいか、 答えがわかったように思うかもしれません。 しかし 分析する事で先の答えなんて 一向にわからないのです。 ハンドリングは相手の応答をとらえて 動きの学習を支援するものです。 応答は人様々です。 同じ人でも2…

1番学べる方法とは?

答えは単純 習うより やってみる やってみるより 教える 教えるより 創る 学ぶハードルが低くなるのは この逆です。 習うことから、丁寧に積み重ねていくのもよし ハードルは上がるけど、実践しながら学ぶのもよし さらにハードルは上がるけど教えながら学ぶ…

努力と気づき

努力するって事は自分にないものを得ようとするから努力するという事で 気づきって事は自分に前からあったという事を気づく 。 努力のプロセスとは、自分がいかに最初から無いか、もってないかを伝えていて 気づきのプロセスとは、自分は前から豊かであった…

解剖学だけでは動きの学習はできない

学びは情報を扱うことが必要です。 動きは正しいとか、間違ってるでは 情報として扱えません。 現実には いくら正しい動きだとしても それができない人もいるし とても努力的にする人がいる その反面 明らかに人間離れしている動きでも やすやすとする人もい…

何かをすればよいだけでは、問題は解決しない

よく身体が固い人に動きの学習を手伝うと 柔らかくするために何をすればいいですか?? と聞かれる事があります。 僕はだいたいその質問を言われると、内心少しだけ困ってます。 多くの人が言う事だし、僕もきっと動きの学習をしてなかったら同じように思う…

早期リハビリの弊害

病院では、最近早期離床、早期リハビリによるアプローチが盛んになっています。 リハビリ業界でも、偉いさんが早期リハのためのガイドラインを作っています。 しかし、本当に早くリハビリすることは良いことなのでしょうか? もちろん、早期からリハビリ職種…

素人と玄人の違い

素人と、玄人の違いはなんでしょう? どうすれば玄人になれるのでしょう? 時間をかけたら? センス? 知識? そうじゃないです。 答えは簡単です。 素人と玄人の違いは 差異、つまり「違い」がはっきりわかるか、わからないか です。 シンプルにそれだけで…

何かを学ぶとき、何かを省いている

例えば、僕はキネステティク(以下キネステ)という人の動きを学ぶための学習プログラムを提供していますが それは、あくまでも人の動きの理解を深めるもので、 「キネステそのもの」のみを深めていく事ではありません。 僕はそのようなキネステを教育をして…

大大大前提として、人は自ら学ぶ力があること

赤ん坊の頃、僕らは歩けませんでした。 しかし、大人になれば歩いています。 なぜでしょうか? 誰か専門家に教えてもらったわけではありませんし、歩き方を親に教えてもらったわけでもありません。 じゃあ誰に教えてもらったか それは自分で学んだんです も…

枠を作って当てはめない

急に 「あなたは何者ですか??」 と聞かれるとなんと答えるでしょう?? 多くの人は自分の仕事を答えます。 私なら、作業療法士 看護師なら看護師 主婦なら主婦 どこかの会社の社長なら、どこどこの社長さん という風に答える場合が多いです。 ただよく考え…

混乱することで人は学習する

新しい物事学ぶとき 混乱しないものは もう知っているという事です。 もしくは わかったつもりになっているか 本当に学ぶ事がないのでしょう。 体験することの学びは前者の方が多いですが。 混乱して、失敗して 少しずつ人は学習します。 混乱すると言うこと…

達人とはどういう状態か?

十代の頃テレビを見ていると、料理をもうすでに何十年と修行し、極めてる人のインタビューでこのような発言があったのを覚えています。 「包丁を、どのようにして握ったらよいのかわからない」 当時、僕みたいな素人には何言ってるんだ、握るぐらい当たり前…

関わる『前提』を見直してみませんか?

人の動きの学習や介助をする時 どんな風な前提で関わっているでしょうか?? どんな前提かは、行動にでるので、自分の関わり方やハンドリングを振り返るとわかります。 例えば 相手は応答しない肉の塊だ と思えば、動作介助や関節可動域訓練などか、相手の応…

分析は答え合わせをするためではない

分析とは、何か答えを見つける作業ではなく 相手を知るためのものです。 答えは、相手と一緒に探していくもので 決められた答えを相手に合わせるものではありません。 多くの人は答えを見つけようとして分析し、ありもしない答えを見つけて安心したくなりま…

習慣を変えたいなら、動きの学習ばかりしないほうがいい

動きには階層性があります。 ビルのフロアのように、段階があります。 フロアによって、扱う動きはかわります。 小さい動きを担当する部署もあれば 大きい動きを担当する部署もあります。 このビルは上にいくほど 少しづつ扱う動きが大きくなる特徴がありま…