ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

分析は答え合わせをするためではない

分析とは、何か答えを見つける作業ではなく

相手を知るためのものです。

 

答えは、相手と一緒に探していくもので

決められた答えを相手に合わせるものではありません。

 

多くの人は答えを見つけようとして分析し、ありもしない答えを見つけて安心したくなります。

 

正常といわれる動作

偉い先生が言った法則

自分の持ってる知恵や理論

 

しかし残念ながら

そこに答えはありません。

 

答えは目の前の人にしかなく

答えはみんなそれぞれ違うのです。

 

そのあたりが不明確だと

自分の予測に相手を合わそうとしたり

予測以外の事に対して、全く気づかなくなります。

 

相手によって答えが違うなら

その答えにたどり着くには

まず、相手を知る必要があります。

 

それが分析です。

色んな視点からその人を知る。

知らなければ始まりません。

理論や知識はその視点を広げるためにあります。

 

また、分析をされるもの、するものという一方的な関係のあり方でなく、分析する方も、相手を知るプロセスの中で、相手も自分を知っていきます。

 

つまり分析のプロセスとは

 

お互いをよく知るためのプロセスです。

 

お互いをよく知り、よい関係を築き、だからこそ質のよい学習が可能になります。