ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

すぐに解釈しようとしないことが、1番学習できるのです。

セミナーでは

よくわからないけど

何故だか動きが楽になることも

多々あるでしょう。

 

それは

何故か?どういう仕組みなのか?

理解したい気持ちはわかりますが

 

私も説明しようと思えば

脳のなんとか核が活性化したからだ

なんとか路が抑制され、、、

というようなもっともらしい

説明はできるかもしれませんが

 

人間は本来もっと複雑です。

解釈した。と思った瞬間

 

わかった。

という思い込みになってしまうのです。

 

ですから

わからないことを頭で解釈するのではなく

こんなことも起こるのだ〜 

へぇー面白いなぁ

 

と体験を変に解釈しないまま

しっかり身体に落とし込むプロセスが必要です。

 

安易に

これはこういうことです。

とわかったつもりにならないこと。

 

これがとっても重要です。

 

例えば

手をかざされて

本当に肩が楽になったという体験をすると

 

相手から

手からオーラがでてるからだ。

と説明されてしまうと

そうか!!

と理解したつもりになってしまいがちです。

 

実際は何も理解していないのですが

説明に納得すれば、それでわかったつもりになってしまうのです。

 

ただし、現実的に

手をかざされて楽になることもあるでしょう。

不思議だなぁと思うことあるでしょう。

 

現実に起こったからといって

説明が正しいとは限らないのです。

例えその説明が正しいとしても、他の解釈を狭めてしまうのです。

 

肩が軽くなる

なんて

オーラではなくても、いくらでも再現できます。

 

相手の肩に触れなくても

注意を向けるように仕向ければいいのです。

方法はなんでも構いません。

 

そもそも人は自分の身体部位に注意を向けるだけて変化します。肩に手をかざされてると、自分の肩に注意が起こるので変化するのです。

 

ちなみにここ現象を催眠術は応用してるのです。

 

皆さんも

ちょっとした修練は必要ですが

同じように再現できます。

しかし手からオーラは出てないのです。

 

オーラの説明だけでなく

 

例えば

視覚からのフィードバックで〜

パーソナルスペースに入って〜

脳のなんとか路が活性化されて〜

ミラーニューロンが〜

 

他にも

いかようにも説明できます。

 

もちろん説明があっていることもありますが

説明が正しかろうが、間違っていようが

1つに解釈すると、体験の豊かさは

無くなってしまうのです。

 

そして

体験はいかようにも解釈できる。

ということを知らないと

体験ではなく、説明を優先してしまいます。

 

説明を求め、説明され

わかったつもりになるのです。

 

わからない。

けど、変わる。

なんで???

んー、完全に理解できないのが気持ち悪い、、、  

 

という経験を積み重ねる必要があるのです。

 

 不思議????

と思うのは

知らないから、わからないからではなく

 

あなたの中に充分な体験がないのです。

体験を積むと不思議は当たり前となります。

 

考えてみてください。

広い宇宙で、自分がこの場所に 

存在してること自体が不思議だと思いません?

 

世の中って、実は不思議であふれているのです。

ただ、それを経験していくと

自然と向き合えるようになるのです。

 

あなたがここに存在してる理由なんて

いくらでも説明できます。

 

しかし

理由がわからなくても

あなたはここに存在して

このブログを読んでます。

 

数十億年の宇宙の歴史の中で

あなたがこの場所に存在してる理由が

明確にわかりますか?

 

そんなものわかるわけないのです。

わからないけど、あなたはここに存在してるのです。

 

自分がこの宇宙の中で存在している理由なんで

理解しようとして

わかるものではないのです。

 

もしあなたが、やりたいことがあれば

物事なんて、わからなくても

自分がやりたいことをどうやって叶えるかに

頭を使えばいいのです。

 

どーせこの世界は複雑ですから

全てわかるわけないのです。

 

わかる。と思った時点で何もわかってないのです。

 

わかると思わなくても、行動し、わからないことをさらに実感し、わからないなかで試行錯誤していくことが、自分のやりたいことを叶えるための1番の手段です。

 

頭で解釈すると、世界の複雑さを無視して

しまいます。

 

学習とは

わからないを積み重ねられること。

理解することではありません。

 

『ぼやんとしかわからないこと』を

実際に体験し

『具体的なわからないに変えていく』作業です。

 

わからないが明確になるからこそ

今後どう対処すればよいか

考えられるようになるのです。

 

私たちはわからないから

動けないのではありません。

 

わからないことが

わからないから

動けないのです。

 

わからないことが

わからないと明確にするためには

色々考えるより

行動するしかありません。

 

先に頭で理解しようとすると

永遠にわかることはありません。

もしくはわかったと思い込むのみです。

 

わからない

ハッキリしない

だけど実践していく。

前に進んでいく。

 

それでいいんです。