ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

シンプルラーニングの実践例 パーキンソン症状で悩まれている方

https://www.instagram.com/p/CBND5TAgxlB/

※文章をクリックすると動画が見れます。たぶん。

シンプルラーニングの実践

 

こちらの方はパーキンソン症状に悩まれている方です。このビックという応答は「混乱応答」と呼んでいるものです。この動画は右足の甲の部分に触れていますが、このように全身が応答します。右足だけでなく、色んなところに働きかけても、このような応答があります。一回のセッションで100以上起こります。ただし特殊な働きかけをしないと出現しないため不随運動ではありません。

 

一見何もしてないようですが、適切に感覚に働きかければ、脳はその情報を処理しようします。ただ、今までの固まって過ごすことが多かったこともあり、上手く処理できないので、このようなビックというような応答になります。

 

一種のエラー的な反応なのですが、動きの学習とは、正解を教えることではなく、こういったエラーを脳が統合させることで出来るものなのです。発達のプロセスと同様です。発達は様々なエラーの積み重ねを行なって、正常という動作になるのです。つまり正常動作を練習するのではなく、エラー積み重ねることが学習の近道です。

 

パーキンソンのリハビリテーションというと、一般的に粗大運動がセオリーになっていますが、微細なレベルのコントロールを高めてあげると大きな動きもスムーズになります。以前は固まって動けなくなることが多発していましたが、今は前傾はあるもの、背骨も柔らかく固まることもなく動いてます。

 

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ブログはこちらを参考にしてください。

動きの学習に必須なランダムエラーという概念 - ぼちぼちでええやん。

 

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