ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

動きの学習に必須なランダムエラーという概念

動きの学習をするとき、試行錯誤することは間違いないが、どこかで正解に向かうための試行錯誤になってませんか??

 

動きの学習とは、

正解を見つけるためにエラーをするのではなく

 

そもそも

エラーをすることが目的なのです。

 

ここを勘違いすると、試行錯誤の中で出来るだけエラーを少なくしようとしたり、エラーが出ることで落ち込んだりします。

 

エラーの積み重ねが正解なのです。

正解を分解すると、その中身はエラーが大量に入っています。

 

例えば、肉まんが「正解」であるなら、具はエラーって感じです。肉まんをパカっと開くとエラーが飛び出してきます。

 

決してエラーに埋もれてる肉まんを探すのではありません。エラーそのものが肉まんなのです。

 

とちょっと例えがわかりにくいかもしれませんが、正解とエラーは全くの別ものではありません。

エラーが統合された時

それが正解に1番近づくのです。

 

動きの学習の場面では

感覚は動きに変化されます。

 

ただし、関係がうまくいってない

組織間での応答は

混乱しながら様々な動きのエラーを生みます。

 

これをランダムエラーと呼んでいます。

 

動きの学習とは、正解を探求することではありません。

 

このランダムエラーをたくさん積むことで

自然と正解に近づいてるのです。

 

つまるところ、

動きの学習とは、ランダムエラーをすることです。

正解を見つけることではありません。

 

だからこそ

失敗したからと言って落ち込む必要もありません。それも必要なプロセスです。

 

むしろ失敗をたくさんしなければ

正解にならない構造なのです。

 

失敗と正解は区別できるものではなく

失敗の塊が正解なのですから。

 

感覚とランダムエラーについては

8/16日の西宮のシンプルラーニングの練習会

『感覚の理解を深める』

 

もしくは

最新の7/4.5のベーシックで紹介したいと思います!今回からです。二回目以降の復習参加もおススメ。

 

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