ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

拘束されて作られた寝たきりは、トラウマである

寝たきりを

ただ身体の動かない存在としてみると

何も分からなくなる

 

一見身体の拘縮や固まりなど

似ているところあるかもしれない

 

だけど

寝たきりになるプロセスは

人によって全く違う

 

もし

あなたが寝たきりの人にアプローチしたいのならば

 

その人が寝たきりになった

ストーリーを知ることが大切である。

 

なぜ

目の前の人は寝たきりになったのか

寝たきりにならざる得なかったのか

 

誰も寝たきりになりたい人はいない

 

ではなぜ

目の前の人は寝たきりをやめないのか

意思に反しても寝たきりという道を選ばざる

えなかったのか。

 

寝たきりとは

身体の問題ではない。

 

心身の問題なのだ。

 

拘束されたプロセスで寝たきりになった人は

トラウマと実によく似ている。

 

現代では

医療的措置として、患者の身体を拘束することが条件つきで見とめらている

 

もちろん

他者に危害を加える場合や自分自身を傷つける場合などそうさざる得ないこともあるだろう

 

だけど

実に多くの人が安易に拘束をされ続け

寝たきりになっているのも事実なのだ。

 

なぜトラウマに似てるのかって?

 

人は縛られて自分の動きを制限されると

どうなる?

 

それは

なんとかしようとて

必死に抵抗し、怒り

逆に抗えないことえのなんとも言えない恐怖を感じる

 

それが続くとどうなると思います?

 

人は応答することをやめてしまうのだ

つまりスイッチが切れたように

もしくはすごく鈍くなったボタンのように

反応がなくなってしまう

 

実はトラウマにも

この2種類のプロセスがある。

 

トラウマによくみられる

フラッシュバックという

過去にもどる現象も

 

過去に戻って興奮や恐怖を感じて、それを自分で抑圧できないか

 

もしくは

いきなりスイッチが切れたように

脳の意思活動が停止してしまうのだ

 

どちららも

抗えないない状況のなかで

少しでも生きようとするための

生存手段だったが

 

トラウマになると

それな安全な状況だとしても

染み込んだ体験はコントロールすることなく蘇るのだ

 

どうだろう?

この状態って

拘束されてなった寝たきりの人とよく似てないだろうか。

 

病院や施設で

自分の意思とは関係なくベッドに手足を縛りつけられ

抗い続けて、最後にはその苦痛から逃れるために応答することや自ら動くことを放棄してしまう。

 

これはもう寝たきりといより

トラウマだと言ってもいいんじゃないと思う。

 

もちろん寝たきりなるきっかけが

身体拘束てない人もたくさんいる

 

だけど正味のはなし

拘束されなくても、寝たきりになる

プロセスそのものだって充分、衝撃的な体験になりうる。

 

大事なのは

その人のストーリーを読み解くことだ。

 

そして動きの学習をしたいらな

その人の単なるものがたりでなく

 

身体感覚的体験のストーリーを読み解くことだ。

 

もちろん私たちは目の前の人にはなれないし

目の前の人も私にはなれない。

 

だけどどう関わればいいのかの

参考にはできる。

 

ちなみにトラウマの治療も

言葉で語るような療法だけではな改善は難しい

心身両面のアプローチが必要なのだ。

 

そして、

やはり寝たきりの人も似ている。

心身両面の豊か関わりが必要なのだ。

 

それは

単なる心がけとか

そんな問題ではない

 

その人の身が心と身体が一体になって動こうとすること。

今の自分とふたたび関係性を見つけようとする

冒険をはじめていかなければならないのだ。

 

明日からは

シンプルラーニング スキルアップコース

寝たきりから歩行まで動きの支援を学習する

西宮です。

 

楽しく学びましょう^_^

 

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