ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

シンプルラーニングは実践の集合知なのです

シンプルラーニングは紛れもなく僕が作りだしてこの世で知られるようになったものではありますが

 

ある意味僕が作ったわけではないのです。

 

どういう意味か不思議に思う人もいるかもしれません。

 

シンプルラーニングは僕個人だけで作り出したものではなく

 

集合知なんです。

 

つまり、色んな知が集まったものです。

 

 

だからといって

既存の概念などをそのまま寄せ集めたものではありません。

 

参考になるところはもちろんありますが

概念としては、新しく全く違うものです。

 

もちろん参考にしているところも

シンプルラーニングの集合知の一部かもしれませんが

 

その部分は

集合知の中では小さい割合でしかないのです。

 

 

では、

シンプルラーニングの大部分の集合知とは

なんでしょう??

 

それは

様々なシンプルラーニングの参加者とコースをして発見したもの

 

様々な利用者さんや患者さんから気づいたこと

 

様々な人との関わりから気づいたこと

 

などです。

 

 

シンプルラーニングの初期は

言ってみれば

芯になる部分がほとんどでした。

 

本質という大切なことはあるのだけど

どう食べればいいかわからないという状況だったように思います。

 

ですから芯に肉をつけていく必要がありました。

 

しかし僕が肉を作ったわけではありせん。

 

肉付けは

色んな人とシンプルラーニングを実践しながら

成長させていったのです。

 

ですから、

これまでに皆さんと学びあったプロセスの

集合体=集合知

 

今のシンプルラーニングを作り上げています。

 

今のシンプルラーニングは

僕だけで作ることはまず不可能です。

 

最近の

実践的でよりわかりやすいシンプルラーニングはみんなさんがセミナーに参加してくれたからこそです。

 

僕のした仕事は

まず芯の部分を作り

みんなさんの学びのプロセスという肉の部分を

巻きつけていったに過ぎないのです。

 

ですから

僕が全てシンプルラーニングを知ってるわけでもないし、僕も知らないシンプルラーニングが沢山見つかるのです。

 

そして

実践していて、自分で

『いやー、シンプルラーニングで上手くできてるよね』

と自分で思うのです

ほんとに笑

 

リハビリ、介助だけでなく

色んなものに活かせられます。

夫婦関係や

生き方が楽になったという人も少なくありません。

 

考えてみたら不思議なことではありません。

今まで多くの人が動きの学習に向き合った集合知によってシンプルラーニングができてるのですから。色んなこと助けになって当然なのです。

 

そして、ここからが大切なのですが

 

僕が全て作ったわけでないからこそ

これからもシンプルラーニングの学習をしていけば、それは

皆さんの血となり肉となると同時に

 

それが

シンプルラーニングそのものの

血となり肉となる

のです。

 

だからこそ

シンプルラーニングは

想像を超え広がっていくのです。

 

もう数年前の自分では

予測もできなかったものになっています。

 

きっと、数年後は

今の自分が想像できないところに

来ていることでしょう。

 

シンプルラーニングを学び

また実践する人たちが

 

僕がともに学ぶことの繰り返しで

シンプルラーニングは

さらに成長していくでしょう。

 

創始者なんて置いてけぼりになるぐらい

でいいのです。

 

ではないと

創始者の言うことが正確みたいになってしまえば、それはただの盲信でしかないし

いずれ本質から外れることになるでしょう

 

そうそう、僕も曲がりなりにも

創始者として時々名乗ってはいますが

実はそんな大層なものではないのです。

 

実のところ

創始者というより

シンプルラーニングを育てる

養育者みたいなものなのです。

 

ただ世の中に動きを学ぶ仕組みがあることを

最初に発見したラッキーな人です。

 

最初からあったものを

発見したにしかすぎません。

 

ただ初めてあった人に

いきなりシンプルラーニングの養育者と言われても

 

何いってんだコイツは?

と引かれないように

創始者なり提唱者と言っているわけです。

 

僕は

みなさんの実践や、みなさんの変化を

みなさんがセミナーを受講することで

収穫し、育てているのです。

 

そもそもシンプルラーニングの概念は

人類が言語化や体系化できてないだけで

 

考えてみたら

全ての赤ん坊は生まれたときから

みなシンプルラーニングを使っているのです。

 

そう考えれば

何もシンプルラーニングとは

特別に作られたものというより

 

もともとあったものを

皆さんとの学習の中で明確化しているに

過ぎません。

 

僕や皆さんが

大人になりすぎてて

または

賢くなりすぎてて

 

いつのまにか

手放してしまった大切なものを

学ぶ再学習です。

 

僕らは生きていくとともに

色んなことを背負い込んで

見えなくてなってしまった

大切なものを

探してるのです。

 

シンプルラーニングはたしかに

実践の集合知なのですが、

実践は私たち『人』がするのです。

 

私達の大切な経験や体験を通じて

もう一度、失くしてしまった私たちの大切なものをまた学び始めてるだけなのです。

 

シンプルラーニングという実践の中で。

 

そして、僕もみなさんと

同じただの学習者であり探求者なんです。

皆さんとその大切なものをもう一度見つけようとしているだけです。