ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

言葉というまやかし

言葉に正しさを求めるのは妄想でしかない

 

正確さは言葉そのものではなく

 

コミュニケーションをする実体にある

 

 

いくら

 

整理された、洗練された言葉を使おうと

 

それが、暴力、盲信、強制、権威主義

 

に繋がるようなら

 

その言葉は

 

人と人が尊重されたコミュニケーションをとるためには

 

必要がない。むしろ邪魔なだけだ。

 

 

逆に盲信させ、宗教をつくりたいなら

 

組織の決まりごとや教義をもうけ

 

その言葉を守らせばいいけど

 

そんなことをしたいわけではない。

 

 

同じ言葉でも

 

立場や関係性が変われば

 

言葉の意味は変わる。

 

 

そう、気にしなければいけないのは

 

言葉を正しく使うのではなく、

 

今の自分の立場や状況なのだ。

 

 

その状況によって言葉を使い分けるのが

 

能力の高さだし

 

逆にその言葉は間違ってると

 

他人を一方的に批判するために使うのなら

 

それは言葉でコミュニティケーションを

 

したいわけではなく

 

ただ、正しさという言葉をつかって

 

人を殴りたいのだ。

 

 

 

キネステティク

 

シンプルラーニングも

 

名前がついた言葉でしかない

 

 

シンプルラーニングの概念は

 

僕が作ったものだけど

 

それだけだと

 

ただの言葉に過ぎない

 

言葉だけではなんの価値もない。

 

 

シンプルラーニングを極めることには

 

意味がない

 

シンプルラーニングを使って

 

人との関わりを洗練させていくことに

 

意味があるのだ。

 

 

別にキネステティクでも

 

ボバースでも

 

フェルデンクライスでも

 

アレクサンダーテクニックでも

 

なんでも同じ。

 

全ては言葉にしかすぎない。

 

 

大切なのは

 

シンプルラーニングという

 

言葉をうまく使って

 

相手や自分とどう関係性を構築するか

 

であり

 

関係性を無視して

 

シンプルラーニングを実践するのは

 

ありえない。

 

 

シンプルラーニングのコースを受けると

 

新しい視点や技能をもてるから

 

その優位性で

 

他の人の誤りを殴ることもできるし

 

 

逆に

 

他の人との違いを理解し尊重しながら

 

お互いのコミュニケーションに使えるかもしれない

 

それは

 

結局使う人の態度で決まる。

 

 

いくら優れた道具でも

 

使いかた次第で

 

全く意味は変わる

 

 

ものすごく切れる刃物も

 

料理を作れば

 

包丁になり

 

人を切れば 

 

凶器になる

 

 

人とは違う知識、言葉をもつと

 

なんだか万能感をえて

 

全てがわかったように思うかもしれない

 

 

だけども

 

そんなことは一切なく

 

誤解を恐れず言うのなら

 

いくら知識があって、言葉があっても

 

生きる肉の塊なのだ

 

死んだら同じように灰になる

 

 

知識をいくら詰め込んでも

 

いくら正しい言葉を使おうとも

 

別に人としての価値は1ミリも高まることはない

 

死んで焼けばみな同じ灰になる

 

100年もすれば

 

覚えている人もいなくなる。

 

知識や言葉は棺桶には持っていけない。

 

 

言葉に実体はない

 

言葉を信じるというのは

 

まやかしを信じるということ

 

実物に目を向けないということ

 

 

言葉は使うものであり

 

信じる対象ではない

 

言葉を信じれば、信じるほと

 

現実から遠ざかる

 

 

正しさとは

 

常に現実の中にあるのだから。

 

その現実をよりよく生きるために

 

言葉を自由に使えばいい

 

 

僕らは肉の塊だけど

 

どうせ灰になるなら

 

言葉に囚われるのではなく

 

今を楽しく生きるために言葉を使おう

 

僕らは正しい言葉を喋るために

 

生まれてきたわけじゃない

 

楽しく生きるために生まれてきたのだから。

 

 

どうせ灰になるなら

 

楽しんだもん勝ちだ。

 

私たちは言葉を信じるために

 

学ぶのではなく

 

今を楽しく自由に生きるために

 

言葉を学ぶのだ