ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

自分がこの世界で存在していることを許す

複雑な問題も最終的に答えはいつもシンプルなものです。 多くの問題は、自分自身の身体が自分で作っています。 なぜ歳をとったら動けなくなるのか? 歳をとったことが実は問題ではありません。 100歳でも動ける人がいれば、80歳でも動けない人がいます。 実…

動きの学習は「治すこと」ではない

動きの学習とは「元に戻す」ことを目的にはしていません。 例えば、老化によって筋力が低下し、動けない人に対しては もう一度若返るというのは不可能なことです。 筋力を鍛えるのもいいかもしれませんが いくら鍛えても若返ることはないし 関節をいくら広げ…

日本動きの学習協会(JMA)キネステティク ・応用コース 2018/9

本日はキネステティク応用コースです。 応用コースは、キネステティク を「使うこと」に焦点をあてます。 キネステティク 概念のシンプルでわかりやすい考えを 柔軟に使うことを学習します。 現代人は難しく考える事が好きな傾向がありますが、 案外に単純で…

本日はシンプルラーニング夜練です。

今日はシンプルラーニング夜練です。 本日のメニューは その時によって変えたり、予定したことと全く違うこともすることも多いけど 今日は珍しく昼間に仕事の余裕があったから考えてみました。 1つめ 適応応答の復習 僕らはどのように環境に、そして人に適…

おばあちゃんがさらに不良になった日

本日、前の記事で紹介したおばあちゃんは、めでたくよりヤンキーになることができました。 おばあちゃんが不良になった日 - ぼちぼちでええやん。 このおばあちゃんです。 今回台風で一回休みでしたので、2週間ぶりの訪問となります。 最初は 前のとおりちゃ…

1つに決めることは、主体性を奪うこと

1つのやり方に統一するというのは、聞こえはいいが、言い換えるとそれ以外のやり方をやらないということです。 これは多様な方法を放棄することであり、自ら選択するという主体性の放棄にもなります。 例えば、どんな状況であっても、決められた方法を貫き…

シンプルラーニング・ベーシックコース

先日の教師コースを終えてからのベーシックコース一発目です。 やはり人に教えることで、よりコースが体系立て、実施できるようになっていることを実感します。 楽しく、深く学べたよいコースでした! ありがとうございました。 ホーム(セミナー予定) - シ…

4つの学習のステージ

今日はシンプルラーニングの教師が誕生したことを記念にして、とっても重要なことを話したいと思います。 今日は誰でも天才になるための仕組みについて話します。 それは「4つの学習のステージ」についてです。 これを意識してるか、してないかであなたが、…

20年ぶりに床から立つ。そして手放しで歩いた日

なんとかの日シリーズになってきてるこの頃です笑 シンプルラーニングの教師コースが終わった翌日。訪問リハビリを行いに少し前から数回行ってる在宅へ。 ある進行性の疾患により、もう20年ぐらい床から立てなかった人か立てるようになってきました。 本人曰…

シンプルラーニング教師が生まれた日

新しいシンプルラーニング教師が日本に誕生しました! 個人的には、ある種の新しい文化の芽が咲いたような気分です。 シンプルラーニングは動きの学習を通じて人に自由を提供します。 動きの自由 思考の自由 言葉の自由 自分がどう在るのかの自由 などです。…

シンプルラーニング教師コース

現在教師コースの最終セグメント中です。 本日と明日の二日間のコースを実際にゲストを呼んで学習します。コースでは何かを教えることよりも、どのように参加者と関わり、学習を促進させていくかを教師もシンプルラーニングの概念を使って学びを探求していき…

おばあちゃんが不良になった日

ときにマジメに一緒懸命頑張り過ぎると身体の緊張状態が変わり、棒のようになることがあります。 このおばあちゃんも、最近通ってる施設で平行棒で一生懸命マジメに平行棒で歩いるので、足が棒のようになってきてました。 棒になることば動く上でとても大き…

不快やしんどさも体の「機能」なのです

私たちは不快感やしんどさを「嫌なもの」として扱いがちです。 実際に僕もできることならば感じたくはありません。 ではなぜ、私たちは不快感はしんどさというものを感じるのでしょう?? 実は不快感もしんどさも身体に「必要だから」感じているんです。 不…

筋肉の名前は「本来の機能」を混乱させている

筋肉の名前って誰がどんな経緯でつけたのでしょう?僕はあまり知りません。 僕はセミナーの時に、筋肉の名前を忘れても特に問題ではない。知らない人がつけたのなら、今度は自分で名前をつけてもいいんだと話しています。それにはちゃんとした理由があります…

言葉を深くする

動きを学習していると、「学ぶ」という言葉や、「楽に動く」という言葉が新しい体験により、新しい意味を持ちます。 これが「学ぶ」ってことか! これが「楽になる動く」ってことだったのか! と自分の体験が深まれば 同じ言葉でも、その意味もまた変わり、…

動きの自己学習を伝えるポイント

自主トレというと皆さんはどんな事を提案しますか? おそらくですが こんなことをして下さい。 とか、これを一日中20回して下さい。 と「何かすること」を提案すると思います。 一般に自主トレではこんな風に指導するかもしれませんが、動きの自己学習ではこ…

分析は比較の中で

動きを分析する上で多くの人は一つの動きだけみて、どうなっているか分析しがちです。例えば、立位を見て、骨盤が傾いている。肩が下がっている。というように。 しかし、機能とは多様性の中で理解する必要がありますから、このような見方だけでは姿勢は見れ…

暑さと環境適応

連日の暑さの中で、エアコンを皆が使っているかと思います。僕も使用していますが、かなり快適です。 多くの小学校には、エアコンがついてないと連日よく報道されていますが、エアコンなしは可哀想だなぁと思います。 熱中症に対しての対策は僕も必要だと思…

幽霊っているのかなぁ

訪問リハで色んな人と関わらせてもらうと、幻覚が見えるという人は少なくありません。 どんな幻覚かというと、見たこともないおばあさんがそこの畳に座っている。沢山の男の人がこの部屋に立ってる。天井から人が見ている。 と結構怖くないですか?? 僕も最…

言葉に振り回されない

コミュニケーションにおいて言葉というのは、受け止め手により意味が変わるものです。 同じバカでも バカ!! バカ♡ で全然意味合いが違うのです。 前後の文脈をつけるとより明確です。 も〜 バカ!! も〜 バカ♡ というように、言葉の意味は状況や受け止め…

日本動きの学習協会 キネステティク教師の誕生!!

昨日、キネステティク基礎コース教師の教育が終了しました。 教える事を通じて、様々な事をお互いに学んだように思います。 最後はゲストを招いての練習コース。 セグメント中も沢山教えることの学習はしましたが、やはり最後は実際の場面で参加者とどのよう…

たまには逆に介助してもらったらどうでしょう?

看護師や介護士、やセラピストなどは いつも人に何かをすることが仕事になっています。 それは悪いことではないのですが してあげる側としてもらう側と 関係性が一方的になりがちです。 そこで提案ですが、 たまにはいつも「動きの援助をしている人に」 動き…

スキルアップコース 機能的柔性と剛性の理解と実践

昨日からシンプルラーニングのスキルアップコースをしています。 大雨の影響でこれない参加者もいたけど、楽しく学習しています。 今回のテーマは 機能的柔性と剛性の理解と実践です。 この柔性と剛性というのは、私たちのもっている軟部組織の事であって、…

ママチャリライダー2

まだロードバイクが買えないので とりあえずハンドル変えました。 ロードバイクは新型発表前だから 今は買うのを控えています。 ママチャリのよく標準についてる、曲がったハンドルをフラットハンドルにしました。 ビフォーを撮ってなかったので、ネットの画…

動きの学習を促進するポジショニング

多くの人がポジショニングが難しいと思いがちですが、実は結構な確率でそもそも姿勢というものを誤解していることから来ることが多いです。 よくあるポジショニングのセミナーなどで考えることは「どのような姿勢で寝てもらうか」と言うことが前提にあり、そ…

シンプルラーニング実践者4期 2セグメント

動きを教えるのではなく、自ら発見できるようにお手伝いする。 動きの問題を自ら気づき、自ら対処できるように。自分の身体を自分で向き合えるように。 そんな事を学ぶのが、シンプルラーニング実践者コースです。 4期目2セグメント目始まってます^_^

認知症は過去よりも現在に焦点を

認知症のケアでスタンダードなのは、その人が過去にどんな事が好きで、どんな趣味があったか?など、その人の過去の情報を集めるという事だと思います。 この情報を集めることを否定しているわけではありません。過去に何をしていたか知ることで、アプローチ…

キネステティクを学んでる人ほどシンプルラーニングをお勧めします。

キネステティク(ス)は、重力の中でいかにも楽に動くか、楽に動けることを支援するか?の考え方と、実際にできるようになる学習プログラムです。 シンプルラーニングは、動きをどのように学習を手伝うか?という教育的な視点で人と関わることを学習します。…

具体として触れる

多くのリハビリや医療などの専門職は人体の構造を、知識として学びます。 ここは何々筋が走行して、ここの隆起している部分は何々骨で、というふうに知ってるわけです。 それに、なんだから詳細に筋肉や骨を語ると、よく知って感じがして、専門職として有能…

何かをすれば回復するのでなく、そもそも身体は回復したがっている。

怪我をすると時間が経てば、治るように、身体は回復するようにそもそもできています。僕らにできることは、身体を治療することではなく、身体が回復することを邪魔しない動きを学ぶことです。 怪我しても、捻挫したところで、揉んだところで、触れたところで…