ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

薬を使わずに「花粉症」を治した単純な方法

以前にも少しふれましたがが、僕はけっこう重度な花粉症でした。

 

日中鼻水やくしゃみが止まらないことはもちろん

夜中も目がかゆくて、鼻水が止まらなくて眠れなかったです。

 

ですが、今では嘘のように快適に眠っています。

日中もたまに鼻がムズムズするものの

以前に比べると症状は10分の1以下です。

 

これから書くの僕が花粉症を治した経験と考察です。

うさんくさいと思うかもしれません。

 

そして実践するときは自己責任でお願いします。

あくまでも個人の体験談です。

 

信じるか、信じないかはあなたしだいです笑

 

 

では書いていきましょう。

皆さんは僕がどのように花粉症を治したか当てることができますか?

 

よかったら予測しながら読んでみてください。

 

まず、言いたいことは薬はまったく使用してないという事です。

 

もちろん注射もしていません。

そもそも、病院にさえ行っていません。

 

ではサプリメントとか食事を工夫したか?

 

それもまったくしてません。

サプリメントも一切飲んでいませんし、食事も結構好きなものを食べています。

変わったキノコなんかも食べてませんし、サメの油なんかも買ってません。

 

では何かの民間療法をしているのか?

もちろん、していません。

 

お祈りしたか?

してません。僕は家に仏壇はありますが、ほぼ無宗教みたいなもんです。

 

 

 

どのように花粉症が治したと思いますか?

 

 

花粉症を治すには、まず花粉症の仕組みから理解していく必要があります。

 

花粉症とは、本来無害であるはずの花粉を吸いこむと身体が花粉を有害物質だと過剰に反応して、くしゃみや鼻水をして外に出そうとしたり、目のかゆみなどの炎症が起きることを言います。

 

これは無意識の反応です。ですから意識的にコントロールしないまま、くしゃみも出るし、鼻水もでます。

 

ではどう治せばいいのか?

僕は当時考えました。

 

そしてハッと思ったのです!!

 

花粉に反応して、くしゃみや鼻水が出るなら

花粉に反応しなければいいんだと!!

 

ってそれができたら苦労しないですよね。

しかし、現実的に花粉を避けることにも限界があります。花粉は本来無害なものです。無害であるならば、花粉が問題ではなく、僕の身体の反応の仕方が問題なのです。

 

簡単な流れで書くと

花粉を吸う→反応する→くしゃみや鼻水が出る、目がかゆくなる

 

この流れの中の「反応する」を変えて

 

花粉を吸う→反応しない→なにもでない

と変えればバッチリです。

 

もちろん、それができないから困るのですね。

僕はもう少し突っ込んで考えてみました。

 

反応を変えるにはどうすればいいのだろう?

意識的にコントロールできないものをどうやってコントロールすればいいのだろう?

 

そしてひらめきました。

意識的にできないなら、無意識的にやればいいじゃないか!! と

 

また突っ込まれそうです。

どうやって意識できない、無意識的な反応を変える事ができるんだ??と。

 

ここでさらに考えました。

無意識にしていること、意識的にできること、その両方できるものってないのかと。

 

そう考えると

ありました!!

 

それは「呼吸」です!!

 

呼吸は意識的にもできるし、無意識でもしているものです。

この呼吸を利用して、花粉に対する反応を変えていけばいいんじゃないかと!!

 

花粉を治すに「呼吸」を変えることにあります。

それに花粉を吸うというのは、そのまま呼吸のことでもありますから、呼吸にアプローチするというのはとても理にかなってます。

 

さあ長くなりましたが、
ここからが花粉の治し方です。

 

ポイントは呼吸をうまく使って、身体に「花粉」は異物ではないと体験させることです。

 

いくら花粉は敵ではないと思い込んでも、それは無理です。

思い込みでは解決しません。

そればかりか逆効果です。花粉は敵ではないと思い込む行為自体が、逆に無意識的に花粉は敵だからそう思い込もうとしているのだと表現してしまっているのです。

 

無意識的な反応を変えるのではあれば、

「体験」してしまえばいいのです。

 

花粉症が敵ではないと、何も問題ないと身体が「体験」してしまえば

思い込もうが、思い込まなくても、体は変化します。

 

食べ物として考えたらわかりやすいかもですね。

テレビの食レポとかで、ゲテモノの虫を嫌そうに食べている場面を見ますが、一口食べて、それがとっても美味しかったら、次からは普通にパクパク食べてる場面見たことないですか?

 

食べるまでは、ただキモチ悪いものだったにもかかわらず、

その味を一度体験してしませば、おいしいと身体は知ってしまいます。

そうすると、食べる前はよだれなんてまったくでないのに、

食べた後はよだれが自然とでてくる。

 

何も虫じゃなくてもいいです。

自分の嫌いなもの。好き嫌いを克服したら同じようになります。

 

そしてよだれって無意識的な反応じゃないですか。

無意識的な反応も、「嫌いなものが美味しいかったという体験」を用いることで、よだれをコントロールしていると考えることもできると思いませんか??

 

よだれもコントロールできるなら

花粉症の反応だってコントロールできそうでしょ?

 

そう思いません??

そう思うでしょ?きっと笑

 

呼吸に話を戻しましょう。

 

ようは、「花粉に反応しない呼吸」を体験すればいいのです。

 

長くなりましたが

いよいよ話がまとまってきました。

 

花粉を拒否しようとすればするほど、実は花粉に反応してしまします。

花粉は有害と捉えて拒否しているのです。

 

花粉を拒否している呼吸の体験は身体に、より反応するという学習をさせています。

嫌なものを吸ってる体験の連続ですから、より花粉を拒否しだします。

これは負の無意識な学習です。

 

ではどうすれはいいか?

逆に考えればいいのです。

 

そうです。

花粉を拒否しない呼吸を体験すればいいのです。

 

具体的にどうするかというと

鼻がもぞもぞした時

花粉を拒否するのではなく、逆に吸うのです。

それも心地よく。そよ風のように。

 

花粉があってもなるべくリラックスしてください。
そしてとってもゆっくりと心地よく鼻から吸うのです。

できるだけゆっくりと吸うのもポイントです。

ゆっくり吸うことで、習慣的な呼吸からはなれ、新しいパターンを獲得しやすいからです。

 

身体に「ほら、大丈夫でしょ」
と教えていく感じです。

くしゃみしたくなっても、なるべく落ち着きながら、より空気を吸って快適だと身体に教えます。

 

もちろん、今まで花粉に反応していたものを

いきなりは、できないかもしれません。

 

ですから、少しずつ慣れていきます。

おすすめは花粉症の始まりの季節に。

 

この記事を見たときが

花粉症の季節真っただ中なら、花粉が比較的少ない屋内や時間帯に。

少しずつ慣れてみてください。

 

 

 

その大丈夫を少しずつ定着させていったとき、

僕の花粉症は治りました。

 

嘘のようですが、1日目でほぼ改善し、3日間も続けていると、花粉を意識しないまでもなりました。不思議なものでくしゃみや鼻水がでないと、目もかゆくならないのです。

 

(勘の良い人ならわかったかも、しれませんが実はこの時シンプルラーニング適応応答を発見した瞬間です。概念化するにはもっと時間がかかりましたが。)

 

信じるか、信じないかはあなたしだい!笑

くれぐれも自己責任で。

  

 

ここからは余談

僕も経験していますから、命とは関係ないかもしれませんが、花粉症はとってもつらいです。薬に頼るもの悪くいないし、頼って快適に過ごすのも個人の選択だと思います。僕もこの方法を自分で考えて10年続いた花粉症が治りましが、 治らければ薬を使用していたかもしれません。

 

ただ、少し考えてほしいのです。薬は免疫系に働きかけるものもあります。免疫は私たちはとても大切なもので、微妙なバランスでできています。私たちは免疫系がしっかり働いてくれいるからこそ、毎日誰しもが発生するがん細胞をを処理してくれ、また身体の均衡を保ってくれています。

 

安易な薬の使用は免疫系を狂わせる可能性もあります。長期的にみた弊害がもしかするとあるかもしれません。若いころから死ぬまで花粉の薬を飲み続けたらどうなるでしょう?

 

けっしてビビらせたり、このやり方を推奨するから書いているのではなく、花粉症を自分で治すことをやめていけないと思います。薬を飲めば病は治るというのは常識ですが、薬を飲んで治るのは一部場合のみです。その多くは症状を抑えるだけなです。そして症状が治まるから治ったというわけではありません。しかし多くの人は症状が治まる=治ったととらえるので、薬を飲み続けます。そして薬を飲み続ける抵抗感がなくなってきます。まるでサプリメントかのうように飲み続けてしまいます。

 

決して薬はサプリメントではありません。飲んで効き目があるという事は、それだけ強い物だという事です。

 

薬はすべて毒だなんて、とんでも論を言いたいわけではありません。飲みつづけた場合、なんらかの疾患にかかるデーターがあるのかと言われると正直わかりません。薬が必要な病気もこの世界にたくさんあるもの医療職ですから知っています。ただ、もう少し、今よりも自分で治す力を見直していけば、僕はもっと健康になると思っています。

 

風邪も自分の力で治せば次かかりにくくなるし、かかっても治りやすくなります。これは抗体ができるというレベルではなく、免疫系を普段から使うことで機能しやすくなります。

 

花粉症は、いつから不治の病だと考えられるようになったのでしょう?発症したなら、治る事があってもいいんではないでしょうか?不治の病は今の方法だから治らないだけかもしれません。僕の方法がうまくいかなくても、もしかしたら自分にあうものが見つかるかもしれませんし、僕の方法でも、やり方を丁寧に練習すればできるかもしれません。

 

いずれにせよ、自分の力で治すことを放棄しないことが大切だと思います。自分の可能性を信じて。しかし無理は禁物です。少しずつ身体に相談しながら進めてみてはどうでしょうか?