ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

動けない人の動きの学習と、動ける人の動きの学習は全く違う

日常の動きと、特殊な動きでは学ぶプロセスが全く違うものです。

私たちは特殊な動きをしたいわけではありません。

 

普通に歩き

普通に立ち

普通に動く

 

そんな状態を老後も続けられるように支援したいのです。

 

変わった動きができることは素晴らしいことですが、私たちの対象は、普通にやりたくても出来ない人です。

 

実は特殊な動きと

普通に行う動きでは学ぶプロセスが全く違います。

 

超人的な動きが出来る人が

動けない人を支援できるとは限りません。

 

むしろ自分が出来たやり方を参考にして

同じように、日常生活の動きに困ってる人に行うものですから

 

無理が生じたり

場合によって組織を痛めることも珍しくありません。

 

身体の使い方を学ぶというのは

なんだかより特殊な動きができるように練習することだと思われがちですが、それは全く違うと言っていいでしょう。

 

そもそも普通の人が、より高度に動くための練習を、立つ座るも困難な人に当てはめようとするのは無理があります。

 

初めて自動車を運転するのにF1レースの練習方法は役に立たない

F1レーサーの練習方法を教習所でブレーキの踏み方など無視して教えるようなものです。

 

教習所では、車の部分を一から覚えるように、動けない人を支援するために、学ぶ必要があることは、もう一度赤ん坊からの学び方を見直すことです。動けない人をF1レースの練習を参考にしても、そもそもの次元が違いますら役に立つことはありません。

 

そもそも、赤ん坊がよし今から立つスキルを高めてやるぜ!!

なんて思って動いてませんよね?

 

自分の動きが超人的だからといって

動きが全く出来ない人をサポートできるわけではありません。F1での技術は公道ではオーバスペックだし、逆に噛み合わないのです。

 

ここがごっちゃになってしまう人が多すぎると思います。

 

あなたは何の学習を支援したいのか?

ここを理解することで、あなた自身が何を支援したいのか?

 

という方向性が明確になります。

 

普通に動ける人をより、柔軟な多様な動きを覚えてることを手伝うならF1レースのようなやり方を追求していけばいいし、F1のコーチを目指せばいい。

 

日常生活の動くのも困ってるのならば、教習所の先生としてのスキルを高める必要があります。

 

両者は同じ車を扱っていても、同じ車を走らせることでも、全く違うことを教えているのです。

 

ビュンビュン、サーキットで飛ばしたいのか

今より楽に公道を走るのか

 

ここを間違って、あなたは動けない人を助けたいのにF1のコーチを目指しているのなら

 

目指しているものを変えるか

全く違う取り組みを覚えていかなければなりません。

 

例えばシンプルラーニングとかどうですか?

F1レーサーはカッコいいけど、シンプルラーニングは動きの教習所なのです。

 

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