ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

楽な動きを押し付けた時点で、楽な動きではない

今日はキネステティク基礎コース西宮2日目です。皆さん楽しく学習されています。

f:id:susumu8:20190210100816j:image

参加者にハンドリングしていると、動きが変わりすぎて、逆に気持ち悪るがれました笑

仕組みを理解すれば、変でもなんでもないのですが、軽くしか触れてないのに、あまりに変わるのでびっくりするのです。

 

ここ最近自分でもハンドリングのスキルが格段に上がったなぁと思うのが、相手の動きに添うことです。これが実は非常に大事です。

 

優れた考えは動き方の方向性を示してくれます。キネステティク概念もしかりです。しかし相手が動く準備がないのにもかかわらず、無理に押し付けるとただの窮屈さしかありません。

 

こうして動くのが楽なんだ!!という押し付けは、逆にとっても苦しいのです。いくら概念が正しくても、その人本来の、今まで生きてきたパターンがありますから、楽な動きを押しけるのはそれを否定してるのと同じなのです。

 

逆に、その人のパターンを尊重しながら、うまく概念を使うと、ほんとに自然に変わります。同じ考え方でも、考え方に動きをおしつけるのか、その人の動きに考え方を添わせるかで、全く結果は変わります。

 

キネステティクは概念という言葉を学びます。初めて学ぶ人は結構感動します。だからいつのまにか自分を概念に合わせてしまいます。しかし、このような態度はキネステティクの本質から外れてます。

 

キネステティクの動きをしなければならない。持ちあげてはいけない。走ってはいけない。こんな風に思うのなら、楽な動きという言葉に支配されて自分をがんじがらめにくくってるのと同じです。

 

逆に自分の動きを伸ばすために、キネステティク概念を参考にしてみよう。セミナーでは、こんな動きしてなかったけど、自分はちょってやってみるか。こんな動きも逆にありだな。など自分で発見し、気づくために概念を使うのです。

 

概念は答えではありません。答えはいつも自分の動きの中にしかないのです。楽な動きは考え方ではなく、あなたの動きの中にこそ具体的な楽な動きがあるのです。

 

ホーム(コース日程) - JMA (日本動きの学習協会)キネステティク

 

f:id:susumu8:20190210171543j:image

 

f:id:susumu8:20190210171627j:image