ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

動きを立体的に、質感をもってとらえる

動きは抽象ではありません。

 

線でもラインでもなく

支持基底面でもなく

 

立体的で、なま物です。

 

身体のラインの動きだけをするのもでもないし、もちろん教科書の動きだけをするものでもありません。

 

筋膜や筋肉だけで動いてるわけでもないし

骨は1つの筋肉だけで動いるものでもありません。

 

何かを1つを、捕らえてわかったつもりになる事は珍しくありません。

 

一度正しいと思えば

それしか見えなくなるし、その考えでしか考えられなくなるものです。

 

筋膜ばかりみると、それ以外が骨や脂肪など見れなくなったり

感覚ばかりみると、身体の物理的な繋がりを見逃したり。

 

人は見たいものをみて

感じたいものを感じます。

 

つまり期待することをみて

感じようとしないものは排除されます。

多くは無意識です。

 

これは僕も含めて

みんなもってる傾向だと思います。

 

しかし

 

身体や地球とのできるだけ全ての繋がりをとらえるのことで

はじめてて具体的に動きと向き合えることになります。

 

言いかえると

身体の生々しさ、具体的さ

それに着く衣類の厚さや質感

地球の重力や床の質感や固さ

などなど、

 

これら全てリアルタイムで繋がり、3Dのなかでうねうねと動くのです。

 

動く時、どこが大切とか

どこに注目するとか

そんな問題ではなくって

全てが繋がり、全てが大切なのです。

 

そのような複雑な繋がりを

とらえるようになるには

繋がりの中で扱える思考と鍛錬が必要です。

 

少しずつ繋がりを扱える事が増えれば

より動きを、扱えるようになるでしょう。