腰痛は生き方から変える

腰痛一つとっても

本質的には筋肉の痛みではない。

痛みは身体を守るためのアラームで

自分の身体が「痛い」「動くのやめて」「やすみたい」

と訴えてるのにもかかわらず

それを「無視」し「我慢」し

湿布や薬で誤魔化し

働き続ける。

薬や湿布で痛みをなくしても

それは治ったことではなく

痛みを無視しているだけ

身体が治ったことと

痛みを無視し続けて治ったつもりになることは

全く違う

自分の身体をいたわるよりも

他のことを優先し

また無理し、我慢し

身体の負担を関わる方を

「自分で選択してしまう」

自分の身体をいたわるよりも

他人のために頑張り

他人のために自らを犠牲にする

痛くても我慢し

毎日、痛みに耳を塞ぎ動き続ける

こんな人には

腰痛体操やマッサージをしても

本質的な解決には何もならない

本質的には生き方の問題なのだ。

言い換えると

自分が何を選択するかなのだ。

他人のために犠牲になるのをやめ

自分の身体を優先する

他人のために我慢するのではなく

自分のしたいことを優先する

自分にぼーっと何もしないことを許してあげる

恐ろしいことに

我慢していることにも慣れてしまったら

我慢しているという自覚さえなくなってしまう

冗談ではなく、目一杯なのに自分は我慢していない

もっと頑張らないと本気で思っている人も少なくない

自分を優先することに罪悪感を覚えてしまったり

ゆっくりして何もしないとそわそわしてしまう

本当に腰痛を治したければ

生き方を変えないと難しい。

腰を痛くしてるのは誰か？

特別な怪我や病気がない限り

紛れものなく本人なのだから

本人が変わっていくしかない。

「腰は痛いけど、仕事休まれないから、、、」

「腰は痛いど、家族の送迎が、、、」

「腰は痛いけど、休む時間がないから、、、」

「腰は痛いけどど、じっくり向き合う時間もないし」

「腰は痛いけど湿布や注射しているし」

こんな風に

変わらない理由を自分で自分で作っています。

だってどうしょうもない？

本当に？？

３日ぐらい仕事を休んでボー寝ていないと死ぬなら？

それでも働いたり、送迎したりする？

だって家事しないと→家政婦を格安で雇うサービスもあるし

食事もしないと→デリバリーとか弁当サービスも豊富だし

働かないとお金が→腰痛にかかる医療費も積み重ねれたすごい

職場に迷惑をかけられない→インフルエンザなら休みますよね？

病院に行ったから→治ってませんよね？

やっぱり、それでも職場に迷惑かけれない→迷惑をかけたらダメだという価値観に囚われてます。迷惑かけてもかけなくても地球は周ります。それこそ、今こそ自分の身体を優先して周囲に迷惑をかけることを自分に許してあげてください。

ここで自分を優先できるかどうか、その選択ができるかどうかが、痛むのか、痛まないかの分かれ目なのです。今は我慢して、仕事が落ち着いたら休もうと考える人は、いつまでたっても自分を優先することはできないでしょう。

結局「しなければいけないこと」

なんて自分が作った優先順位だ

変わらないことへの言い訳の場合が多い

言い訳しても、自分の行為を正当化しても

結局あなたが変わらない限り身体の悲鳴は続き無視され続ける

自分の行動パターン然り

自分を変えるって結構しんどいのだ。

だから人は常に

自分で腰を痛めることを選択してしまう。

そして無意識的に「いつものことを選択する」

自分を痛めることの理由を正当化してまでも。

ギックリ腰にしても

いきなりなるものではない

「痛い選択」の積み重ねで

身体が「もう無理！！！！」と強制終了がおこっているだけだ。

本当に腰痛を治したいなら

覚悟を決める必要がある。

自分の選択を変えていくってこと。

そして自分が痛みを選んでいると自覚を持つこと。

人に変えてもらうことはできない。

支援はしてくれるが、最終的に自分の動きは自分に責任がある。

今まで一生懸命頑張った人は

サボること、人に頼ること、甘えること

そんなことにとーーっても抵抗あるのもわかる

人に迷惑をかけたらダメだという価値観で生きてきた人は、人に実際に迷惑をかけてる人を見るだけで腹が立ってしまう。その行為を自分でするのだから、抵抗を通り越して恐怖を覚えるかもしれない。

だけど、そういった自分の価値観を見直していかないないとまた他人を優先し、自分を犠牲にしてしまう。

真面目に生きなければならない

人の役に立たなければならない

サボってはいけない

手を抜いてはいけない

職場には迷惑をかけられない

こんなのこの世界のルールでもなんでもなく

ただの価値観でしかない。正しさでもなんでもない。

そんな思い込みを捨て

さらに

このように寝なければいけない

このように立たなければいけない

こんな体操しなければならない

というこんな思い込みも捨てていくこと 

本当に痛みを治したいなら

自ら身体の声により耳を傾けること

何が楽で、何が楽でないのか

しっかりと身体と向きあること

自分が楽〜〜〜〜〜ってことを発見し優先すること

今まで他人や仕事を優先してたのを

自分の身体の優先順位をあげること

身体の悲鳴にちゃんと気づき

身体を楽な方を選択できるかどうか。

それが大切です。

それができないとマッサージしても

治らんですよ。

ぜひ、勇気をもって自分を優先することをやってみてください。

案外周囲は自分が思っているよりも寛容です。

あなたがそうであるように、周囲はあなたにも

楽しく笑って過ごして欲しいのですから。

我慢、真面目、無理しても、は美徳でもなんでもありません。ただの価値観です。

しかしその価値観に囚われ、慢性的に腰痛を抱える人は自分を優先する選択ができないのです。

腰痛に必要はのはストレッチや体操ではありません。

生き方が変わることを勇気を持って許することなのです。

勇気を持って自分をいたわる選択ができますよに。

そしてちゃんと休んだら、また動きたくなりますよ。動くことは生きることですから。