基礎とは何か?
僕たちはどのように、ダンスやスポーツ、仕事に使う動きから、茶道などの 文化的な動きを学んでいるのでしょう?
シンプルラーニングではこれらそ総称して、ソーシャルスキルと呼んでいます。
これらも動きですが、立つ、座る、歩くなどの日常生活動作とは、少し違う学習のプロセスなのです。
ソーシャルスキルは、動きの階層性の中では、日常生活動作がベースになってます。例えばボールを投げたり、バットを振るには立つ能力が必要です。
ですから、立つ能力を高めたりすることは、ソーシャルスキルの基礎を高める上では、とっても重要な戦略になります。
たた、ソーシャルスキルは、それだけでもある程度は上手くなるこど可能です。
例えば立ち方が不効率だとしても、投げ方のコツを指導してもらって、練習すると立ち方はそのままだけも、投げ方は上手くなります。人間の学習能力はある意味とてもすごいのです。
しかし、立ち方が不効率だと、長い目でみたら、怪我やパフォーマンスにいずれ限界がくるので、おススメはしませんが、ただ一応投げ方だけでも上達するのです。
立つ、歩くの基礎がないままでも、ある程度は上達したようにみえます。
僕らは、学習できない事も、無理をすればある程度できるようになっています。
表面上は上手くこなせるようになります。
これは、若い世代ほど著名です。基礎がない学習でも、組織の充分な弾力性や、柔軟性がカバーするのです。ですから一見できてくるのです。
たた、歳を重ねていくと、どうしても組織の弾力性や柔軟性は低下していきますから、無理か聞かなくなり、上手くできたいたものも、できなくなるです。
しかし、歳を重ねていても、立つ、歩くなどのスキルをしっかり積み重ねている人は、少々組織が固くなっても、まだまだ現役でできるのです。また、若くして、このような基礎がある人は怪我にも悩まされることなく、最高のパフォーマンスを出すことが可能になります。
多くの人が基礎は大事といいますが、その基礎の定義がかなり曖昧です。基礎とは、その動きの土台になっているスキルです。
スポーツやダンスなら、立つ、歩く、座ると言った日常生活動作全般、
さらに立つ、歩く、座るの基礎は、床と足のつながり、股関節と骨盤のよつに、また下のレベルに基礎があります。
動きは、階層性によって表現されます。
これが、シンプルラーニングの関係性のレベルです。この辺りが整理して理解できれば、目の前の人が何を学ぶ必要があるか、どんな基礎が必要か、わかるようになるでしょう。