科学を語るなら、自分のスケールをはっきりと
ニュートンの運動法則は
逆にいうと
ニュートンの運動法則では矛盾が起こる
どちらも科学としては有名な理論だが
なぜこのような矛盾が発生するのかというと
スケールが違うからだ。
スケールとは「物事を捉える物差しの違い」
ニュートンは地球上の範囲を物差しとして使い
アインシュタインは宇宙レベルを物差しと使う
地球上では空間や時間の歪みなんて
ほとんど確認できない誤差が
宇宙レベルでとらえるとはっきりとした差になる
それが
これは科学を語る上で
欠かせない視点で
自分のスケールが地球規模なのに
相対理論だと細かくなりすぎて使えないこともあり
(まったく使えないことはない、ただすごく複雑)
逆に
自分のスケールが宇宙規模なのであれば
ニュートンの運動法則は使えない
科学はスケールが変われば
まるでその普遍的なルールが変わってしまう。
だからこそ
今自分の扱う物事が
どのスケールなのかを明確にしないと
役にたつ理論も役にたたなくなってしまう。
科学=正しいではない。
科学は物事を上手く使うための道具にすぎない。
ちなみに
またミクロな量子論の正解でも
アインシュタインの理論は破綻が生じる
世界の科学者は新しいスケールの中で
新しい法則を見つけるようと
みんな頑張っている。
ダークマターとか
超ヒモ理論とか
とても興味深い
しかし
人類はこの世の宇宙の理が全てわかることはできないかもしれない
だけど、自分のスケールのなかで
上手く科学を使えばいい。
逆に
スケールを磨けば
今使っている科学的法則は破綻し
新しい科学が必要になるかもしれません。
科学をより深く扱うことができるとするなら
それは自分のスケールを繊細にすることだ
そうすれば、誤差は本質的な違いになり
新しい科学が出現する。
科学は普遍的なものではない
情報を扱うスケールごとに
全く違う科学の世界が存在している。
それが科学なのだ。
科学的に正しいと妄信するものではない。
あなたの科学と、私の科学は違うのかもしれない。
科学を比べるのではなく
相手のスケールと自分のスケールの違いを理解しないと
分かり合えることは難しいのかもしれない。