ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

手作りのアプローチ

リハビリテーションに関わる職種は一応、医療の職種として分類されますが

 

やってることは

基本個別の関わりです。

 

集団アプローチにしろ

集団そのものを扱うのではなく

 

集団に参加してる

個々がそれぞれ効果がでるように

 

関わり方や

アプローチを考えていく必要があります。

 

そう考えると

リハとは集団の統計的なもの理解や

法則だけではなく

 

その人個人の反応や応答

独特のパターンなど

を把握する必要があるし

 

アプローチも

他の人には通じないけど

この人にとってはアリだなぁ

ということも必要になってきます。

 

相手とどんな関係性を作ってるか

によっても、また結果は大きく変わるでしょう。

 

医療的というと

統計やデータを元に判断し

アプローチしますが

 

そういう意味で

リハのアプローチというのは

手作り感があっていいものです。

 

僕は作業療法士として

数十年働いていますが

 

実感として

手作りするアプローチを学ぶことが

非常に少ないと感じています。

 

勉強会にでれば

人体はこうなっているから

このようにしましょう

 

とか

この姿勢がいいから

ここに近づけていけるようにアプローチしましょう

とか

 

もちろんそれと

知識として知っておくことは

必要だとは思いますが

 

その人、その人の姿勢や動きをもうちょい

尊重しながら、

手作りで、泥くさくやっていく

アプローチもあってはいいのではないかと思うのです。

 

人はどこか歪んでいます

みんながみんな

まっすぐにもなれないし

歪みながらでも快適に生きる術はあるのです。

 

だからこらこそ

僕は

シンプルラーニングやキネステティク

教えながら

 

概念そのものよりも

手作りすることの大切さを伝えていきたいと思います。

 

矯正ではななく

その人に寄り添うながら

機能を高めるという道を提案していきたいのです。

 

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