ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

心からむっちゃ楽〜!!の瞬間

いつも好きで見ている水曜日のダウンタウン

4/24日放送のみんなの説を検証するというコーナーで

 

『立ちっぱなしと、座りっぱなし

意外と座りぱなしのほうがしんどい説』

 

マンションみたいな場所で

4人の芸人で検証していました。

 

アントニー

床に背もたれなしで座りっぱなし

大トニー

背も慣れのない丸椅子に座りっぱなし。コマがついてるので移動可

酒井は

立っちぱなし 移動可

平子は

立っちぱなし 移動不可

 

と4つのパターンで検証されていました。

 

結果はというと

アントニー (床座り)

9時間で身体が限界になり脱落

様子から痛みと苦痛が相当

 

大トニー (丸椅子 移動可)

優勝するも、16時間で睡魔で転落

睡魔に勝てればおそらく24時間行けた

 

酒井 (立位 移動不可)

15時間て脱落

ひたすら手をどこかにつけたい欲求に駆られる

 

平子 (立位 移動可)

13時間で脱落

睡魔でよろける。しかしその前に身体的な苦痛が伺える

 

結果をざっくりまとめると

移動できるほうが、移動できないより楽

アントニー は脱落したけど、大トニーが優勝したことから、座って移動できることがもっとも楽でした。

 

アントニーは巨大で、そもそもあぐらが苦手なのでそれを考慮すると座ると立つどっちが楽かは再検証してもいいかもですか

 

この実験から興味深いことが2つほど観察されました。

 

脱落したほとんどの人が

違う姿勢になることで

 

心からむっちゃ楽〜と叫んでいたのです。

 

これ、楽とは何かの1つの答えだと思うんです。

 

人は同じ姿勢をとればとるほど楽じゃないということです。

 

座りっぱなし

立ちっぱなし

よりも

座って移動

立って移動してほうが楽だし

 

同じ姿勢でも

その中で必死に動いて

ゴソゴソしている

 

正しい姿勢とか

もはやどうでもよくなって

色んな姿勢で、ゴソゴソしている

 

どんな姿勢でも

1つに決まると、とってもしんどくなります。

 

そして

ずっと1つだけのことを

やめたとき

 

人はむっちゃ楽〜!!

と感じるのです。

 

つまり何かをやり続けて楽になるのではなく

やり続けるにしろ、切り替えていきながら行うことで人は楽に色んなことができるのです。

 

シンプルラーニングでは

多様性と全体性として

動きを考えると教えています。

 

まさにソレです笑

 

実践者コースでは

切り替える能力が機能だとも説明してますが

どっちでもオッケーです。

 

あともう一つ興味深かったことは

アントニーはずっと床に9時間座り続けただけで、立つと空間がかなり歪んで感じられたとのことです。

 

いかに人間の感覚が

その場において変化しているか

そして自分の姿勢の取り方、動き方によって

周囲の空間認識にどう影響を与えるか

 

自分のあり方によって

周囲の知覚が変わってしまうと

物語っています。

 

実に面白いですね。

 

ちなみに1番面白いかったのは

空気砲の説でしたけど笑

めっちゃ面白かったです。

 

むしろ、そっちを見てほしい笑