ぼちぼちでええやん。

人の動きについて根っこから理解したいと思ってます。シンプルラーニング提唱者、キネステティク理事、YOUTUBE「楽な動きの学習会」ブログは癖が強い記事が多めです。

シンプルラーニング 「寝たきりから歩行まで動きの学習を支援する」

兵庫県JR尼崎の小田地区会館にて

アドバンスコース修了者対象の

 

「寝たきりから歩行まで」というテーマで

動きの学習を支援することを学びました。

今回は看護師、介護士さんを中心としてメンバーで

珍しくリハビリ職はいませんでした。

 

四肢の拘縮が強い人や寝たきりの人など

動きの学習の観点からのポジショニングや

寝ている状態から座位になるために

どのようなことを学ぶ必要があるかなど

様々な観点で動きを学習すること学びます。

 

寝たきりの人でも実はたくさんの事を学べます。

楽しく学ぶことがどれだけ今後の人生において質の高いものに

なるのかという事を、多くの利用者や患者さんとの

関わりの中で僕自身も学びました。

 

寝たきりの人は多くの場合、たくさんの諦めの中で寝たきりになっています。

しかし自分が変化できる、学べるんだと

少しでも自分の可能性に目を向けることは

僕はとっても大切なことでは無いかと思うのです。

 

もちろん、最終的に人は亡なります。

しかし、そのなくなるまでのプロセスを豊かにすること

またその人の能力を最大限に引き出すこと。

そういった関わるができること。

 

趣味活動ももちろん大切ですが、

諦めていたことが、またできる。

できない自分から、可能性に気づく自分になる。

例え少しでも可能性に目を向ける楽しみが生活にあるなら

それはとても豊かになる事だと思います。

 

もちろん、こんなに拘縮が強い人でも立つことも

寝返りさえできない人が起き上がったり

逆に最後まで楽に寝ることができたり

ってことも少なくありません。 

 

人は想像以上に学ぶことができると思いますし、実践されています。

そんな医療か介護が日本に提供できるようになればいいなあと思います。

 

精神論だけではなく

具体的に「動き」として支援できるスキルを学んだ2日間でした。